Vol.2 おにぎりは素手で握って!

Vol.2 おにぎりは素手で握って!

こんにちは! 今回の私の〝素〞は「食」についてです。

私と一緒に料理をすると、まず、豪快!と驚かれます。
まるで男の料理です。

ダンダンダン!とんとんとん!ざざざっ!という感じでどんどん料理が出来上がります。

そんな私の料理の原点は、お惣菜屋をしていた叔母と母。
もちろん添加物は一切なし!マヨネーズさえ毎日手作り。
そうして毎日大量に作る料理を幼い時からみていた私。
手伝うことが遊びの一つでもあり、いつの間にか、素材の鮮度の目利きまで仕込まれていました。

そんな私は、子供を出産した後、子供の体を作る食についてとても敏感になり、勉強して食育指導師の資格を取りました。
子育てには自信がない。
しつけもうまくできない。
だったら、この子の体を丈夫にして、将来したいことをできる体を作ってあげようと思ったのです。

私が親としてやってきたことといえば、本当にそれだけだったな〜と思います。

先日、あるセミナーで常在菌について話を聞きました。

塩をそのまま舐めるのと、手のひらで少し擦ってから舐めるのとでは味が変わるのです。
しかも手のひらの数だけ、つまり人それぞれ味が変わるのです。

ということは、その人の常在菌で味が変わるということ。
「おふくろの味」って母の常在菌の味だったんだ〜と感動しました。

なるほど、母の味を真似しようと思っても真似にしかならないのは、母の常在菌と私の常在菌は微妙に違うからだな!と。

そしてその常在菌こそが、子供の免疫力を上げるのです。
「おふくろの味」を知っている子供はグレない。グレても戻ってくるそうです。
私はこれも常在菌の仕業だと踏んでいます。
おにぎりは素手で握ったほうが断然いいですよ〜!

(最近、無菌といわれている子宮にも実は常在菌があるという説も浮上していて、赤ちゃんが生まれてすぐに産湯に入れない産院も増えてきているようです。大事な母親の常在菌を落とさないためです)

自分が育ってきたベースには母の愛。
そして無添加の食がありました。

何かを選択する時、見た目のキラキラより素材で選ぶのは、そんなことも影響しているんでしょうね。

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