CATEGORY 常食への旅

食アドバイザー 田口三江子が語る気付き発見コラム

  • 2013.12.16

空気は水なり。

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No12:空気は水なり。 「空気は水なり」。これは、呼吸大学の創始者である宮本一住さんが発明的発見によって生み出した言葉です。 空気中の気化水の良し悪しが空気の良し悪しを左右するという考えは真新しいものでしたが、同時に深く腑に落ちるものでした。  宇宙から見ると地球が青いのは「水」の色。この水が美しいかそうでないかによって地球や地球上の […]

  • 2013.11.18

料理を盛り付ける一番外側の器は建物!?

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.11:料理を盛り付ける一番外側の器は建物!? 当然のことながら、建物内の空間は空気で満たされています。 でもそれまでの私は、そんなことを考えたこともありませんでした。 都会ではそこら中の空気が悪いのは、ある意味当たり前。 建物の中は「空気清浄器」を使って空気を洗えばいい、くらいにしか思っていませんでした。 ところがこの考えは、NP […]

  • 2013.10.18

「住」を知らなければはじまらない。

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.10:「住」を知らなければはじまらない。 2008年1月7日。オープンから丸3年で閉店しました。多額の借金をかかえ、生きることの意味や目的を失ってしまいました。  「さぞかし大変でしょう。荷物の引っ越し代は出世払いでいいから、とにかく大切なものをこちらに運んだら」。そんな折、電話で状況を話すと、間髪入れずに私にこう言ってくれた方が […]

  • 2013.09.26

「温故知新、奇をてらわない料理」が人から人へ

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.9:「温故知新、奇をてらわない料理」が人から人へ 渋谷の焼肉店はスタッフやお客様のお陰で半年で売上げが倍になり、新しい店長候補が現れ、私はその現場を離れてカフェの立て直し、居酒屋リニューアル、弁当事業やカフェ居酒屋の立ち上げなど、沢山の経験をさせて頂き、あっという間に4年の歳月が流れました。 その流れの中で、不思議なご縁があり、全 […]

  • 2013.08.23

「思い(情熱)」は「手法(技術)」の上流にある ~はじめての体験~

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.8:「思い(情熱)」は「手法(技術)」の上流にある ~はじめての体験~ リニューアルオープンからまもなくすると、色々な業者が店に仕入れの滞納金を取り立てにやってきました。 前任の人たちが仕入れ代を滞納していた事は知らされていませんでした。雑誌掲載によって、結婚式の2次会が入るようになりましたが、家賃や人件費、営業のための仕入れ代も […]

  • 2013.07.24

10000時間の現場 ~経験を積み重ねる~

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.7:10000時間の現場 ~経験を積み重ねる~ 最後の室礼イベント直後、会場となった120坪のレストランのオーナーから、そこを紹介してくれた友人を通して、スタッフが全員やめてしまうので、グランドマネージャーをやってくれないかというお話を頂き、お受けすることになりました。 しかし、私は何においても殆ど素人同然。プロの仕事がどんなもの […]

  • 2013.06.27

料理の発想の源泉 ~枠を外す~

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.6:料理の発想の源泉 ~枠を外す~ 33歳で 「食」のフリーランスになってから3年間、仕事らしい仕事はなく、夫に生活を支えてもらいました。 その頃は仕事のプレゼンの方法も知らず、そもそもフリーランスとは何なのかも分からず、ただ毎日が過ぎていきました。 それでも、じっとしていることは苦手で、ご縁を頂いた人をたどって、色々な […]

  • 2013.05.28

あらゆる経験の少なさに足をとられた再出発…第3の人生の挫折

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.5:あらゆる経験の少なさに足をとられた再出発…第3の人生の挫折 新たな 気持ちで「食」と向かいはじめた私は、それまでの三十数年の人生を振り返ることができるくらいまで、あっという間に「うつ」から抜け出し、私の原点が「食」にあり、針の先ほどの小さなものでしたが、そこに光があることに気づいたのです。 私は、大根を齧 […]

  • 2013.04.23

私自身が私らしくいられる瞬間。

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.4:私自身が私らしくいられる瞬間。 カフェ バーの廃業から30代前半頃まで何をしていいかわからず、電機メーカーの営業、日用品小売り、パン行商、エステティックサロン経営、写植版下業、健康産業、IT営業、IT機器販売と、転々と職業を変えながら、途中結婚と離婚も経験し、根無し草のような生活をしていました。 心の救いは唯一つ、ことあるごと […]

  • 2013.03.26

「食」と対話する大切な時空間から生まれた究極のレシピ

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.3:「食」と対話する大切な時空間から生まれた究極のレシピ 18歳 で、図らずもカフェバーで社会人デビューをしてしまった私は、オーナーの意向で閉店することになった22歳の時、父に頭を下げて英語の専門学校に行かせてもらうことになりました。 なぜ英語だったのかというと、もう一度何かに打ち込んでみたかっただけで、何でもよかったのです。卒業 […]

  • 2013.02.28

直感 〜自然と培われた私のスタイル〜

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 No.2:直感 ~自然と培われた私のスタイル~ 味にうるさかった父に、恐る恐る作ったサラダをおいしいと食べてもらった小学校3年生の時の強烈な記憶から、私は母の手伝いをしながら料理を覚えていきました。 4年生の頃、友達の家に遊びに行くと、お母さんが旅行でいないと聞き、おせっかいにも冷蔵庫にあった材料で「炒り豆腐」を作って帰ったのです。 母 […]

  • 2013.01.28

私と食・原点の物語 〜 喜んでいただけることの喜び 〜

食アドバイザー 田口三江子が語る気づき発見コラム 常食への旅 Prologue 私と食・原点の物語 ~喜んでいただけることの喜び~ 「お父さんになにか作ってあげたい」。 小学校3年生の私は、父の誕生日になにか料理をつくってあげたいと、そう母に言ったそうです。 今思えば、自分からそう言ったのではなく、母からそそのかされてそう言ったのかもしれません。 それ以前から、料理に対して興味を持っていたようです […]