CATEGORY FOCUS eye

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye

  • 2015.02.16

File.12 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.12 美しいもの 四国の代表河川のひとつである 吉野川の上流に位置する高知県の本山町。 東京青梅から移住して2年ほどのご家族を 撮影させていただいた。 ご近所に同じ年頃の子どもは少ないということだが、 パパ、ママとかけっこをする嬉しそうな顔といったら! お父さん、お母さんに見せてあげたい 息子の満面笑顔。 いつか息子に見てもらいたい、 父さん […]

  • 2015.01.21

File.11 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.11 美しいもの 出張撮影を終え、夜行バス乗り場に向かうべく大阪梅田を歩く。 グランフロントと呼ばれる大阪駅北側の再開発エリアは やや雑然とした南側エリアとは趣が異なり、 とてもスタイリッシュだ。 バスの発車は23時20分、時間はだいぶある。 夜の街並みの写真でも撮ろうかとあたりを見渡すと、 梅田もご多分にもれずクリスマスムード。 どうもその […]

  • 2014.12.15

File.10 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.9 美しいもの バングラデシュの首都ダッカで僕はクルマの中、 道路はお決まりの大渋滞。30分で5メートルも動かない。 荷車をつないだ自転車も同じこと、ピクリとも動けない。 僕はこの、ひげもじゃでワインレッドのTシャツを着た ポップなじいさんが気になって仕方ない。 時々振り返ったときに見える顔もいい感じじゃないか! シャッターを切ることにした。 […]

  • 2014.11.23

File.9 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.9 美しいもの 10月の古座川を訪れた。 本州最南端とはいえ、透きとおる川の水はやはり冷たい。 連れてきた三男ヒロヤ、四男ナオトは、 それでも川遊びの誘惑に勝るものはないとばかりに、 ギャーギャー言いながらも、飛び込んでいく。 魚が8月ほどには泳いでいないとわかると、 今度はカヌーに移行、 艇をぶつけあったり、ひっくり返したりしながら、 遊び […]

  • 2014.10.21

File.8 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.8 美しいもの 6月に北海道紋別あたりを北上の途中、 オホーツク海をどうしても写真に収めたくなり、 小雨の中、クルマを停めてもらった。 最近、沖縄や和歌山を訪れることが多く、 荒れる海も多く見ているが、 このオホーツクの海は、一味違って僕の目に映った。 あとで写真をモニタでチェックして気づいたのだが、 砂浜がかなり黒っぽい。 それが低気圧の黒 […]

  • 2014.09.17

File.7 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.7 美しいもの バングラデシュ、首都ダッカ。大通りのバス停の近くで、 たくさんの男性、たくさんの女性が別々に固まって、 何やら待機している様子。 男性チームの群れに、僕好みの「いい顔」が目立ったので、 そっちにレンズを向けてみた。 すぐにフォーカスを合わせたくなったのは、 ほっかむりオジサン。 ダッカでは有り触れてるのかもしれないけど、 僕に […]

  • 2014.08.20

File.6 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.6 美しいもの オホーツク海に面する北海道の紋別の町 雄武に何年振りかで家族全員が集合した。 三世代でなかなかの大家族だ。 せっかくですからご夫婦で撮りましょうよ。 僕の提案に、 「イヤイヤイヤ、私はいいから」 お母さんの答えはNO。でも、  「ホラ早くしろよ」 先に覚悟を決めたお父さんが グイッとお母さんの手を持って 自分の方に引き込んだ時 […]

  • 2014.07.18

File.5 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.5 美しいもの 昔はこの線路をサトウキビを載せた列車が走っていた。 時が経って線路も歪み、それが郷愁を誘う… という話ではなく、れっきとした現役の鉄道線路だ。 インドネシア、ジャワ島スラバヤの郊外、 インターネットでたまたま写真を見たのをきっかけに 衝動的にやって来てしまったので、 インドネシアに着いた時点ではどこに存在するのかも […]

  • 2014.06.18

File.4 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.4 美しいもの 四人の息子たちが 年間最重要行事と位置付けること。 夏休みに紀伊半島南端の古座川で過ごすのだ。 古座川の流れは透き通り、 川で泳げばアユの俊敏な姿を見つけることができる。 少年たちは川に浸かりっぱなしだ。 釣り、魚捕りは知恵比べ。 潜り方も仕掛けも年々進化している。 鹿を生け捕りにしたいと 山から取ってきた枝や弦でワナを仕掛け […]

  • 2014.05.21

File.3 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.3 美しいもの 同じシーンは二度と見ることができない。 それがいいのかも・・・。 2013年 1月3日、 紀伊半島の南部、和歌山県すさみ町は夕暮れ時、 このあたりにしては きっと穏やかといえるであろう海を眺めていた。 次々と岸に向かって押し寄せる波。 シンプルな動きを繰り返しているだけとも言えるが、 注意深く観察すると、 波が岸にたどり着くま […]

  • 2014.04.21

File.2 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.2 美しいもの 一人黙々と草むらを分けていたかと思ったら、 男の子は何かを見つけたらしく、 ママの所まで行ってそれを嬉しそうにプレゼントした。 きっと名も知らないような花なのだろうけど、 ママも嬉しそうだ。 北海道の旭川からの家族旅行中に僕の旅程とタイミングが合い、 なんと沖縄本島の読谷で撮影をさせていただくことになり、 それだけでも嬉しかっ […]

  • 2014.03.19

File.1 美しいもの

フォトグラファー橋本和典のFOCUS eye file.1 美しいもの ブータンで首都ティンプーに次いで栄える古都プナカ。 100メートルにも満たないメインストリートに味わいある喫茶店。 その玄関前で二人は棒遊びをしていた。 〝子どもらしい子ども〞に目がない僕は、さっそく撮影交渉。 「やぁ、このカメラで撮るけど、いいよね?」 「うん、まぁ、いいけど」 「そのままそこに立ってればいいからね」  (以 […]