どんな笑い方をしていますか?
変な笑い方を撮るのが好きだ、と言う映像のカメラマンさんがいました。それまた変わった人だな、と思っていたら、ちゃっかり私も撮られていて、マンガみたいに「ふふふふふふ」と高い音で妙に甘い笑い方をしていました。女の人の笑い方です。
もちろん性別は女性なので間違いはないのですが、カメラの前で、いつも無い緊張がそうさせたのではないかと思います。
いつもどんな笑い方をしているかと言うと、口を大きく開けて大笑いが一番多いのです。周りに楽しい人が多いので、身体が熱くなるくらい笑い続けています。
左 主人(サトケン)/右 私(平垣美栄子)
もともと幼い頃は、笑うのがとても下手な子供でした。母親に叱られてふて腐れている私を見て、叔父が「なんや、ブサイクな顔して。笑えんかったら、嫁にもいかれへんで」と、意味不明なことを言って笑うのです。
「お嫁さんになんか、行かへんもん!」。
ますます不機嫌になった私ですが、実はその日の夜から、鏡を見ながら笑う特訓を密かに実行するのです。
今、私は、人の心と身体を癒すお手当を月に1週間ほどさせていただいています。
全国、講演などで飛び回る毎日ですが、その人に触れる時間というのは、自分にとっても癒しの時間に感じられるので、とても大切にしています。
私は人の話を聞くのがとても好きなのですが、常に、お客様には笑っていてほしいと願っています。なぜならば、その人を美しく健康にするのは、高い商材でも高い技術でも無いのです。それらは一時的に良い方向に向きますが、その方の習慣や思考パターンが変わらなければ直ぐに戻ってしまうのです。
ご存知ですか?口角を持ち上げて、笑っている口の形を作ることで、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活発化して、免疫力が高まるということを。本当に楽しくて笑っている時だけでなく、反対に筋肉を動かして、「笑い」を先に作ることで脳が錯覚を起こすというのです。
さあ、今夜から鏡を見て、「笑い」で「福」を引き寄せましょう。