「特殊な発酵菌」が農作物を作る上でも重要なカギ

「特殊な発酵菌」が農作物を作る上でも重要なカギ

枯れた土壌を飛躍的に甦らせるもみ殻ボカシ。
「玄米元氣」で活躍しているある特殊な発酵菌の働きが、感動の農業や農産物を生み出しています。

スタッフ久保

今月は『玄米元氣』の生みの親、㈱ライフメール神保社長のもう一つの顔をご紹介します。それはなんと、農業に関わるお話です。

多くの方にご愛用いただいている『玄米発酵アミノ酸健康エキス 玄米元氣』。この商品を作る時に欠かせないのが「玄米」、そして「麹菌」と「ある特殊な発酵菌」の働きです。実はこの「特殊な発酵菌」が農作物を作る上でも重要なカギになるのです。

このアミノ酸と「特殊発酵菌」を使用した農法を神保社長は10年以上行っており、全国約6000件の農家の方々がこの堆肥(ボカシ)で、自分達が本来行いたかった農業を営んでいらっしゃいます。
それは、農薬も土壌消毒も使わない、もしくは量を減らしても、害虫や病気の被害が出にくく、しかも質量ともに素晴らしい作物ができる! という画期的な「特殊発酵菌もみ殻ボカシ農法」なのです。

特殊発酵菌もみ殻ボカシ農法
驚きのポイント。

有機栽培、という言葉を聞いた事があると思いますが、植物は有機の栄養分を直接吸い上げる事ができません。
土壌の微生物達がパクパク食べ無機化して、それを植物が吸い上げています。
植物にはその土壌力、つまり微生物の力が重要です。
農薬を使用しないと雑草も生えるし虫も付く。
消毒しないと病気にかかってしまうから、防止のために使用する…それは必要な事ですが、大切な土壌の微生物もどんどん死んでしまいます。すると土が固くなって、肥料をあげても流れてしまい、肥持ちも悪い土になってしまいます。

『玄米元氣』でも活躍している「特殊発酵菌」はこの悪循環を断つ事ができるのです。
「特殊発酵菌もみ殻ボカシ農法」を取り入れているある農家さんへ取材に行ってきました。
農民運動全国連合会 埼玉農民連 埼葛支部の副会長をされている春日部市の高橋さん。

ズバリ、その驚きのポイントを教えていただきました。

発酵中のもみ殻ボカシに手を入れてみると、表面よりも中は意外と熱い事に驚きます。温度は60度前後でした。

  1. 再現性が高い…誰でも1年目から収量を上げる事ができる。
  2. ボカシ作りに手間が掛らない…通常、もみ殻を利用してボカシを作るには、返し(混ぜる)を毎日行って、3カ月ぐらいかかります。それがこの「特殊発酵菌」を使うと、ほぼ放置するだけで約1ヶ月で完成します。
  3. 雑草が生えにくい…土壌のphが中性になるので、苗の害になる植物が生えにくく、基本、草取りする必要がありません。
  4. 収量が増える。サイズも大きく味も良い(ミネラルバランスが良い)…道の駅での販売実績で、1日の販売数が約3倍になったそうです。
  5. 活きた土になるので、土壌病害、連作障害にならず、農薬や消毒を行う必要がない…健康に良い作物を余計な費用かけずに作る事ができ、土壌の菌が活性化することで連作障害にならないのだそうです。

山の土が、
稲がりっぱに育つ土に。

苗の植え付けから実りまで。どのバケツもたくましく、しっかり成長しています。

また、プロ・アクティブオリジナル米『元氣米』を育ててくれているおさだ農場でも、もみ殻ボカシが活躍しています!

例えばおさだ農場が地域の小学校に提供しているバケツ稲。
お子さんがバケツ稲を育てた経験がある方はご存知かと思いますが、普通はなかなかしっかりと稲が立たなかったり、本当に少ないお米しか収穫する事ができません。
それがバケツよりも小さなカップで、倒れることなく強く伸びています。

そして収穫の時期にはこの実り。
この見事な稲の育成、いくつか秘密があるのですが、その一つが「特殊発酵菌もみ殻ボカシ」の力なのです。
しかもここで使う土は、田んぼの土ではなく、山の土を使用しています。通常化学肥料などを入れて耕さないと作物は育たない土ですが、
「特殊発酵菌もみ殻ボカシ」を使えば1年目の土でこの育成が望めるのだそうです。

従来廃棄物でしかなかった固いもみ殻をこれほど優秀な堆肥に変え、土壌を蘇らせる「特殊発酵菌」の働き。
玄米をこの「特殊発酵菌」で発酵・分解した酵素食品を、今、開発中です。
楽しみにしていてくださいね。

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