そもそも、ルール自体が存在していないという現実。
正しい魅力をお伝えしたい、そして、嘘偽りのない良質なヘナの薬効をお届けしたい!という一心で。
今月の新商品、「ヘナ」を使った『カルナリッチヘアケアシリーズ』。バイヤー使命として、多くの方に届けなければいけない!と思わされた意義のある商品です。
ルールや基準が曖昧なアーユルヴェーダやヘナの世界に、真に良いものをという志で基準を作り、日本に広めた立役者、一般社団法人 自然ヘナ・シロダーラ協会 創始者でもあり、『カルナリッチヘアケアシリーズ』開発者でもある中西洋子さんに、商品の誕生秘話や想いを語っていただきました。
(スタッフ 中村)
『自分の健康は、自分で守れる』。その言葉に感銘を受けて。
一般社団法人 自然ヘナ・シロダーラ協会 創始者
カルナリッチヘアケアシリーズ開発者 中西 洋子さん
私は幼少期より体が弱く、健康に関して敏感に育ちました。10代は病をきっかけにアレルギー体質になり、肌荒れがひどく、不登校に。それでも自分の身体や肌をなんとかしたいと思う一心で、様々な本を読みあさりました。そこで出逢ったのが「ユナニ医学」。同時にアーユルヴェーダに関する哲学書で『自分の健康は、自分で守れる』という言葉にも出逢い、感銘を受けました。
夢中になって読み進めた本には約5千年前の人々も抜け毛に悩んでいたと記されていました。人の身体って、昔も今も変わっていないのだなぁ、それなら伝承医学アーユルヴェーダの知恵を学ばない手はない、素晴らしい知恵の宝庫だ!と感じたのです。
近代においては、医学とは病気を治癒する科学ですが、世界最古の伝統療法「アーユルヴェーダ」は、“健康を扱う知識”とも言えます。「古代インドの人たちは100歳の平均寿命を生き、手足の運動や五感の働きも衰えず、介護さえ不要だった」という記述にも大きな衝撃を受け、ますますユナニ医学とアーユルヴェーダの世界に引き込まれました。
アーユルヴェーダの世界でよく使われるハーブ「ヘナ」は、私たち日本人が庭にアロエやヨモギなどを育てて薬草として活用してきたように、様々な症状を改善するのに役立てられています。私は、ヘナの産地、インドのソジャットという町で本物のヘナを求めました。
ソジャットのヘナは、無農薬・無肥料。しかし、土や枯れ葉、その他不要な物質が混ざったまま加工されていたり、輸出する前後で化学的な物質を配合してしまったりと、私が求める品質のヘナを安定供給するのが難しい状況でした。
そもそも、ルール自体が存在していないという現実。自分自身もヘナの薬効を感じていたところでもあり、正しい魅力をお伝えしたい、そして、嘘偽りのない良質なヘナの薬効をお届けしたい!という信念と使命感から、開発の傍ら「一般社団法人 自然ヘナ研究会」という団体で、研究と開発も始めました。
ヘナの生産加工を請け負う「ヘナマイスター達」には、幾度となく品質を守ることの重要性を説き、時には送られてきたヘナを突き返し、少しずつ理解と協力を得ながら、ようやく今のAAA(トリプルエー)という最高品質ヘナの恩恵を皆さまにお届けできるようになったのです。
「健康洗い」とも言うべき毎日の習慣。ようやく納得して使える商品を開発できたのです。
その素晴らしいヘナから抽出したエキスは薬効高く、本当にピュア。ヘナ染めを苦手とする方やヘナの恩恵を味わえていない方のために、今すぐ生活習慣に取り入れていただけるシャンプー、オイル、ローションなどの『カルナリッチヘアケアシリーズ』を開発し、美髪育について啓蒙していくことにしました。
このケアの中で“肝”といえるのが「ハーブオイルマッサージ」のオイル。頭皮は皮脂や汚れが詰まっていると同時に乾燥もしています。1日の感謝の気持ちを込めて、良質なヘナのハーブオイルでマッサージすることで、皮膚を柔らかくし、汚れを浮かせ、頭皮と同時にお顔にも潤いを与えます。
カルナリッチオイル(頭皮・肌用)
オイル洗いで頭皮を耕した後、ヘナ入りシャンプー、コンディショナーで整え、栄養たっぷりのヘナローションでケアすれば、頭皮・髪のみならず、心と身体までも健やか。私にとっては「健康洗い」とも言うべき毎日の習慣です。髪に並々ならぬ想いがあった私が、ようやく納得して使える商品を開発できたのです。私の年代になると、女性も頭頂部の薄毛やボリュームダウンに悩みます。男性は本当に悩んでおられる方がたくさんいらっしゃると思います。もうあきらめた・・・と言わず、一度、この温故知新の「モダンアーユルヴェーダヘアケア」にトライしていただけたらと思います。
左から ローション/オイル/コンディショナー/シャンプー
4品すべてに、私自身がインドに幾度も足を運び、眼でみて、選び抜いた素材と製法を用いて仕上げました。ヘナの真のすばらしさを、ぜひ、あなたの頭皮と髪で実感してみてください。