連載13 「日本人に宿る日本人らしい生き方に気づき、 天命追求型の生き方を伝え続ける日本の歴女。」

連載13 「日本人に宿る日本人らしい生き方に気づき、 天命追求型の生き方を伝え続ける日本の歴女。」

自宅で開設している「ixy café」。
いのちが喜ぶこと、からだが喜ぶこと、たましいが喜ぶことを伝えてくださる講師の方をお迎えしています。たくさんの人がおいでくださるおかげさまで、私はいつもいつもご機嫌ハッピー。
この連載では、「ixy café」で出逢った素晴らしい方々のことをご紹介します。

今月のゲスト
博多の歴女ならぬ今や「日本の歴女」
株式会社ことほぎ 代表取締役

白駒 妃登美さん(しらこまひとみさん)

 「そーた」「かあさん」と呼び合う旅好き仲間 旅育クリエイター 山村 宗太さん(やまむらそうたさん)

2021年の第1回目は、白駒妃登美さん(埼玉生まれで博多在住)をご紹介します。彼女は「博多の歴女」と言われますが、NHKラジオの全国放送で人気コーナーを持っているので、今や「日本の歴女」と呼ぶ方がいいかもしれませんね。
友人の紹介で抗がん剤治療中の妃登美ちゃんと初めてお会いしたのは11年前のこと、場所は有明の癌研病院でした。医師に「この状態で助かった人を、今まで見たことがありません」と言われるほどの絶望的状態。治療の副作用で味覚が変わり、薄味の病院食が食べられなかったのですが、病院の近くの中華やイタリアンのお店に行って濃い味のものを食べる時の旺盛な食欲にはびっくり(笑)。看護師さんたちに驚かれるほど元気でした。
その秘密は、出版社から本の執筆依頼が届いたことでした。死を覚悟した彼女は、お子さん達への遺言のつもりで本を書こうと、大好きだった歴史上の人物たちの人生を紐解いていきました。その過程で、日本人に宿る日本人らしい生き方に気づき、それが彼女の生きる活力となり、元気を取り戻したのです。

彼女から聴く歴史上の人物たちの物語はとても面白くて、苦手だった歴史が大好きになり、自分が日本人に生まれたことが誇らしくなります。
デビュー作『人生に悩んだら日本史に聞こう』から最新刊『親子で読み継ぐ万葉集』まで、12冊の書籍を出版、その一方で日本人が持つ天命追求型の生き方を伝え続ける講演活動に勤しんでいらっしゃいます。
一昨年までは日本中で講演していらしたのですが、コロナ禍の昨年はオンラインによる「和ごころ塾」や「和ごころ大学」をメインに、沢山の講師とのコラボ企画で白駒妃登美ファンを虜にしてきました。今年は経営者向けのプロジェクトを始めるそうですが、私たちは誰もが人生の経営者ですから、きっと素敵な学びが得られるのではないかと、今から楽しみです。

株式会社ことほぎのホームページ
https://kotohogi2672.com/

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