若々しいカラダをつくる美えな塾(BI-ena Lesson)
NPO法人「美えな塾」代表の片山弥生です。
いつもは骨盤を整えることで「えな(子宮)」を整えていくという活動をしています。
みなさんは同世代でも「若い!」と言われる人と「老けている…」と思われてしまう人の違いは何だと思いますか?
立ち方、座り方などの姿勢、ちょっとした所作、食事や睡眠や呼吸など、何気ない日常の積み重ねではないでしょうか。
いつまでも若々しいカラダをつくるために、今日から意識して気をつけてみる、そのヒントをお伝えいたします。
Vol.1 キレイな座り方 〜ゆがみのない座り方〜
骨盤をまっすぐ、座骨がきちんと下になるように座るのがコツ
テレビを見る時、くつろいでいる時、いつもどんな座り方をされていますか?
今月は”骨盤”と”背骨”を守る、ゆがみのない座り方「床の座り方」をご紹介します。
座る時に背中が丸くなってしまうと、老けて見られるだけでなく、肩コリ、首コリにもつながってしまいます。
「正座」が最も骨盤と背骨がゆがまない座り方です。
つま先は重ねず、かかととかかとの上にお尻が乗るように座るのが理想です。
★足がしびれてしまう場合は、バスタオルを太く巻いてお尻の下に入れて座ると楽になります。
昔、体育館でよくやりましたね。
お尻の下に手の平を当てると、グリグリとした骨があります。
この坐骨が下になるように座ります。
★きちんとした体育座りができますか?
今の子供たちはイスの生活に慣れ、いつも背もたれによりかかっているので、ヒザ下に手を入れないと引っくり返ってしまう子供も多いのです。
坐骨と背骨に負担なく座れるのが、実はこの「立てヒザ座り」。
時々足を組みかえれば、ゆがむ心配はありません。
この座り方はNG!
女性は「女の子座り」が得意だという方も多いかもしれません。
でも、これは骨盤の下の方が開いてしまうため、お尻が大きくなってしまいます。
「横座り」は骨盤が歪んでしまう座り方です。
女性は骨盤の中に子宮があり、子宮までゆがんで血行不良になりかねません。
避けるのがベストですが、スカートの時など、横座りをするしかない時は、時々、左右を逆にしましょう。