絵本

第9話「大根の生き様」

だんだん自分が食べているかのような感覚に・・・ 「グルメ」という言葉は日本に定着しましたが、もともとフランス語で「美食家」という意味ですので、当初は高級料理を食べるイメージでした。しかし近頃は「B級グルメ」など身近な美味しいものを食べるのも「グルメ」と言われます。その代表的なものが「孤独のグルメ」という漫画(2012年からテレビドラマ化)ではないでしょうか。「孤独のグルメ」の舞台は大衆食堂のような […]

第7話「似てる?違う?」

絵本の話からお互いの価値観を知り、理解する。 日本の絵本は様々な言語に翻訳されて世界中で読まれています。逆に世界中の絵本が日本語に翻訳されて日本で読まれています。同じ絵本が言語や文化を超えて親しまれているということは、絵本を介したコミュニケーションである絵本セラピーも世界に通じるのでは? 2019年はそんな問いを確かめるべく海外に行かせて頂きました。 2月は韓国8か所で講演(韓国では私の本が出版さ […]

第6話 「ひとは見かけに」

絵本を読めば、きっとこの顔が愛おしく見えてきます。 「好きな果物ランキング」という調査を見かける事があります。必ずベスト3に入っているのが桃。ピンク(桃色)で赤ちゃんのお尻みたいで、優しく触れないと傷ついてしまう、高価で気軽に食べられない果物(笑)、というのがぼくのイメージです。たわわに実った桃の木がいっぱいあって、桃食べ放題の夢のような場所が桃源郷かな。 そんなイメージの桃ですが、今月の絵本の主 […]

第4話「ゆっくり」

時代や技術の変化がどんどん加速・・・。 絵本セラピーというワークショップ(体験型講座)を始めてから干支がひとまわりしました。12年間を振り返って感じるのは、時代や技術の変化がどんどん加速しているという事です。12年前の日本に存在していなかったものは・・・Twitter、Facebook、InstagramなどのSNS、そしてスマートフォン(英語と横文字ばかりですね)。いまや電車に乗ると多くの人がス […]

第3話「同じものを見ても」

同じ絵本でも、人によって受け取り方が全く違います。 大人に絵本を読んでいて一番面白いことは、同じ絵本でも人によって受け取り方が全く違うことです。例えば、面白い絵本でみんなが笑っているとき、1人だけ泣いている人がいたりします。絵本のどの部分をその人がどう解釈したのかによって、反応が全く違うのですね。反応はその人の経験や知識や価値観、歩んできた人生そのものに影響されています。何人かで好きな絵本を持ち寄 […]

第2話「変わる瞬間」

絵本は実際に手に取って「絵を読んで」くださいね。 絵本を紹介する文章を書く機会が多いのですが、絵を言葉で説明するもどかしさを毎回感じます。絵本は「絵を読む」本なのに、肝心の絵を見せないで説明するのですから、本当にこの良さが伝わっているのか?いつも自問自答しながら書いています。(私がこんな事を言うのは変かもしれませんが)このコラムを読んでその絵本を理解した気にならないでください。ぜひぜひ実際に手に取 […]

第1話 「寄り添う」

絵本のチカラは効果抜群、副作用なし… はじめまして。 絵本のソムリエ岡田達信です。 絵本のチカラを借りて人をつなぐ「絵本セラピー®」というプログラムを広めています。 「絵本」というと、子どものためのものだと思うかもしれません。でも一度試して頂きたいのは、昔読んだ絵本をいま読んでみるということです。 何を感じるでしょうか。大人だからこそ読み取れる登場人物の気持ちだったり、自分の体験を重ねて何かを思い […]