遅延型アレルギー抗体(IgG)が教えてくれる、自分本来の姿。自分を知り自分をコントロールするのが鍵。

遅延型アレルギー抗体(IgG)が教えてくれる、自分本来の姿。自分を知り自分をコントロールするのが鍵。

”食物アレルギーでよかった”。
それは、自分を知ることで、より健康な心身を手に入れること。
命尽きるまで元気で快適に暮らせるようになること。


スタッフ
吉澤

去る4 月、辻安全食品株式会社代表取締役の辻幸一郎さんのお話を、スタッフ全員でお聴きしました。
辻さんの引き締まった体躯から発散するエネルギーの強さに引き込まれ、お話の面白さに大笑いしながらも、内容は興味深く衝撃的!
「全てのお客様に、〝食物アレルギーでよかった〞と思ってほしい」とおっしゃるその真意とは…?
少しでもお伝えできれば幸いです。


辻安全食品株式会社
代表取締役
辻 幸一郎 つじ こういちろう

世界初の食物アレルギー対応クッキーをはじめ、アレルギー対応機内食の開発、アレルギーを持つ子供のツアー開催、化学物質過敏症やシックハウス症候群といった環境アレルギー対応も行う。調剤薬局、辻安全建築(有)も経営。内閣府食品安全モニター、健康医療コーディネーター。

辻安全食品株式会社HP http://tsuji-a.com/


一度死んだ命だから、今後は食べ物で人を救おう。

「辻安全食品株式会社」は、辻さんのお父様が創業。

無農薬・無化学肥料の食品を世に送り出して38年、まだ日本に「食品アレルギー」の概念がない頃からアレルギー対応食品を作り続けてきた会社です。(20年以上前に代表山口も娘さんのアトピーのために辻安全食品の商品を愛用)創業前のお父様は、不摂生がたたり体重は100キロを超え、多臓器不全で5年後生存率は50%と宣告されたそう。
死にたくない一心で食生活・生活習慣を改め、数ヶ月で健康な体を取り戻し、「一度死んだ命だから、今後は食べ物で人を救おう」と辻健康食品を創業されました。
当時、アトピー・アレルギーを食べ物で治すと言うと医師会や厚生労働省からは〝オカルト企業〞扱いされたそうですが、その時は非常識といわれても、真実を積み重ねてくればそれが常識になる…たゆまず開発しつづけた食品は、今ではJAL・ANAのアレルギー対応機内食を全て賄い、事故はゼロ!
病院・生協などでも広く利用されるようになりました。

遅延型アレルギー抗体(IgG)。気づかぬまま重い病気の原因にも。

自分の体質を知るためには、アレルギー検査が適しているそうです。
人間は誰しも顔が違うように、体質も違って生まれてくる…「その人にとって良い食品・避けたほうがいい食品」は調べてみないとわかりづらく、日頃食べているものが原因の場合も多いのだそうです。

アレルギー抗体のうち、「即時型アレルギー抗体(IgE)」は、アレルギーの症状(炎症・喘息・痒み)がすぐ発現します。
多くの医療機関で検査可能で、一般的に「アレルギー抗体検査」といえばIgEのこと。
しかし「遅延型アレルギー抗体(IgG)」は、アレルギー反応が数時間〜数日経たないと発現せず、その症状も、疲労・下痢・肌荒れ・偏頭痛・不眠・目の不調・イライラ・乱暴・集中力不足…と、アレルギーとは思えないものばかり。
まだIgG検査のできる医療機関が少なく、その症状が遅延型アレルギー起因だと気付く医師もなかなかいないため、更年期障害や不定愁訴と診断され、薬が処方されてしまう…。
それでは根本的には解決できないし、気づかないままIgGの悪影響を長年受け続ければ、もっと重い病やガン等の原因にもなってしまいます。

例えば辻さんは、卵のIgGが通常の200倍以上の数値だったため、卵を避けたところ、肥満だった体重が自然に25キロ減。
〝自分に絶対的に合わない食品〞を避けていれば、その他のIg G・IgEが多少あっても症状が出なくなるため、若い頃ひどかった花粉症や扁桃炎も、今では無縁となられたそう。

自分を知り、”自分ナビゲーションシステム”を持つことが健康の要。

IgGの影響は徐々に知られ始め、芸能人・トップアスリートもIgG検査で自分を知り、徹底した食生活を送ることで若返りや競技成績アップの結果を出している…。
また、脳梁欠損・注意欠陥・多動・自閉症といった、生まれながらの障害や性質も、食物療法で驚くほど改善できることが多いのだといいます。

食品以外にも、呼吸や皮膚から吸収される化学物質や、腸内環境(腸内細菌)など、健康のためにコントロールできるところは多々あるそうで、「自分を知り、〝自分ナビゲーションシステム〞を持つことが健康の要となるのです!」と、辻さんは熱く語ってくださいました。
自分の性質や性格だと思っていることさえ、IgGの影響を受けている可能性があるとは驚きでした。
私は凝り性で得意分野には高い集中力を発揮できるのに、うっかり屋で細かい作業は不得意。
花粉・食物アレルギー(IgE)も多種類持っています。
怖いような楽しみなような複雑な気持ちで、私もIgG検査を受けてみることにしました。

辻さんのおっしゃる〝食物アレルギーでよかった〞というのは、自分を知ることで、より健康な心身を手に入れ、命尽きるまで元気で快適に暮らせるようになって〝よかった〞ということなのかな、と思いました。

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