TAKEFU(竹布)開発者 相田雅彦さん 医療用の竹ガーゼは念願のスタートライン

TAKEFU(竹布)開発者 相田雅彦さん 医療用の竹ガーゼは念願のスタートライン

世界中の医療現場にTAKEFUガーゼを届ける」。そのミッションを天より賜った夜から16年。準備期間を終え、今年ようやくスタートラインに。

ナファ生活研究所は昨年満20周年を迎えました。
そして『TAKEFU』は開発より18年、ようやく準備期間を終え、2018年、真の意味でのスタートを切ることになりました。


相田 雅彦
㈱ナファ生活研究所代表。(一社)空飛ぶ竹ガーゼ社代表。竹布(TAKEFU)の開発者。モノづくりの世界に身を投じて四半世紀が過ぎる。常に心がけてきたのは「純粋な魂の表現」。竹繊維の開発を始めてからは他の仕事を一切やめ、竹の心に耳を傾けることに専念する。

抗菌力の発見から5953日目、医療ガーゼとして登録されました。

2001年10月2日はTAKEFU繊維に抗菌力が発見された日です。
それから5953日目の今年2018年1月19日、TAKEFUガーゼ『守布 まもりぬの』が医療ガーゼとして登録されました。

2001年10月2日の夜は「世界中の医療現場にTAKEFUガーゼを届ける」というミッションを天より賜った日でしたので、それから16年3ヶ月17日、「念ずれば通ず」の諺の通り、今年の1月19日の登録の日を迎えることができたのです。

羽田空港にほど近い流通センターにある『TAKEFU』の倉庫では、医療ガーゼ作業のためのクリーンルーム設置の準備をしています。

2010年秋の時点では医療ガーゼの国産工場は0軒でした。
そして、私の説得により1軒の工場が復活し、それによって、TAKEFUガーゼの生産が可能となりました。
そこからもすでに8年の時間を経過しました。

現在、中国での医療ガーゼ申請を行っていますので、それが登録されたら、付加価値の高いTAKEFUガーゼは大量に中国はじめ世界中に輸出をすることになるでしょう。
夢にまで見た国産医療ガーゼ産業の復興です。

また、TAKEFU製品を少しずつ中国生産から国内生産に切り替えています。
それは国産品だから安心というわけではなく、その製品に最も適した場所で作るという考えからです。

デンマーク製TAKEFUとか、ペルー製TAKEFUとかも、今後はできそうですね。
医療ガーゼは全世界のネットワークになるので、ガーゼの自然な流れに乗って行くことになると思います。

12年間『TAKEFU』を支えてきてくださったプロ・アクティブのお客様へ感謝の気持ちです。

そして、新商品の『ガーゼ&パイルケット』は、大変苦しみながら生産しました。

中国製からベトナム製に切り換えたタオル製品ですが、工場も初のTAKEFUの大物製品、やわらかくて繊細なTAKEFU繊維の扱いに大苦戦です。
しかし、設備、技術、規模、いずれも東洋一の工場ですので、最初は苦労しますが、次第にペースを掴んでくれるものと信じて待っています。

そして最後は、待望の『竹のキャミソール(ブラック)』のお話です。
ようやく、スタートラインに立った『TAKEFU』。

12年間、『TAKEFU』を支えてきてくださったプロ・アクティブのお客様の多くのお声に応えた形で、プロ・アクティブオリジナルを作らせていただきました。

皆様への、またプロ・アクティブさんへの感謝の気持ちです。
喜んでいただければ嬉しいです。

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