足の冷えは万病の元。足のケアで秋冬の風邪・鼻や喉の不調を克服しましょう。

足の冷えは万病の元。足のケアで秋冬の風邪・鼻や喉の不調を克服しましょう。

足が冷えやすい人は風邪をひきやすい?血管が収縮して、鼻や喉にまで影響が及ぶそうです。足を温める工夫で、秋~冬の不調を克服しましょう。


スタッフ
清水

こんにちは。
商品企画・バックヤード担当の清水恵子です。
秋真っ盛り、朝晩とずいぶん寒くなり、手や足、末端の冷えが気になる季節になりました。
「足が冷えやすい人は、風邪をひきやすい?」
最近そんな言葉をよく耳にしますが、気温が下がっていく季節柄、鼻風邪などが流行してくる時ですね。
気づくと手足が冷たい!と感じたことはありませんか?

手足が冷たい人は深部体温が下がらず、寝つきが悪くなっている可能性も。

様々な症状が出ても、頭痛薬や便秘薬など対症療法の薬で一時的に乗り切りながら、我慢を重ねてストレスを溜めるという悪循環…。

とても〝健康〞とはいえないその状態、実は自律神経のバランスの崩れが原因のことが多いのです。フライブルグ医大で自然治癒を専門とするローマン・フーバー博士の研究結果によると、足が冷えやすい人は風邪をひきやすいのだそうです。
足が冷えてくると手足の血管が収縮していまい、反射神経、鼻や喉にまで影響が及ぶといいます。

この時期に風邪をひきやすいのは、足が冷えてきているのかもしれませんね。

また、年齢と共に筋力が落ちてくるので、熱を生み出しにくくなってきます。
平熱も下がり、同時に代謝も下がります。
朝方何度も起きてしまう、寝つきが悪くなっていくのも、体が冷えてきていることが原因かもしれません。

足を清潔に

冷え性で手足が冷たい人は、うまく熱が下がらずに深部体温が下がらず、寝つきが悪くなっている可能性もあります。

足は汗腺が多く、発汗することで熱を放出します。
汗腺が汚れてふさがっていると、うまく発汗できません。
また、角質が厚くなると血流が滞って冷えにつながります。

足の血行は歩行時に足裏から受ける刺激にふくらはぎが反応し、収縮・弛緩を繰り返すことで効率的になされますが、足裏からの刺激が角質に吸収されてしまうと、ふくらはぎの収縮・弛緩が大幅に減少してしまいます。

寒くなる季節でも角質を取るなどの足裏ケアを忘れずに。

ふくらはぎを温める

心臓から足先までの通り道であるふくらはぎが冷えていると、筋肉が収縮して血液が流れにくくなってしまい、足先へ温かい血液が届かず、足先が冷えてしまいます。

血液を送るポンプの役割を果たすふくらはぎをマッサージするのも効果的です。さらにレッグウォーマーなどで温めて、冷えないようにしましょう。

就寝前の足湯がおすすめ

就寝前に足湯だけでも入り、体が温まってから寝ることをおすすめします。
足先を温めることで血管を拡張させ、足の血液の循環を良くし、腹部内臓の血液循環を改善します。

体の熱は手足の末梢血管から放出されます。熱は温かいところに向かいます。
手足を温めておくと、熱が向かって放出され、体の深部体温が下がり、寝つきが良くなります。

寝つきも良くなるおやすみ前の足湯 ♨ 健康法

足のくるぶしの上まできちんとお湯に浸かる容器を用意してください。

  • お湯の温度は42℃くらいが目安
  • 時間は15分~20分
  • 香りの良いアロマや入浴剤を入れると、よりリラックスできます。
  • あまり長く入りすぎても疲れてしまうので、まずは10分を目安にして、慣れてきたら時間を増やし、20分ほど入浴してみましょう。
    足がピンク色になるか、全身が温かく感じたり、わきの下や額にほんのり汗がにじんできたり、腰回りが温かくなってくる感じが出るくらいがちょうど良いです。
  • 10分ほどで、お湯の温度は下がってきてしまいます。必要に応じて足し湯をしましょう。保温容器に熱湯を用意しておくと便利です。足し湯の際は、やけどに気をつけてください。
  • お湯から出たら、しっかり足を拭き、すぐ靴下などを履いて、保温してください。

足湯の後は、足首を回して柔軟性を高めましょう。

足首には神経、血管、経絡、筋などが密集しています。
また、足首は手首や首筋との関連も深く、足首の緊張をとってあげると手首や首筋も柔らかくなり、肩も軽くなってきます。

足首を内側20回、外側20回、回しましょう。

足湯を取り入れることで、神経を休めて脳の疲労回復にもなります。
頭を冷やして足を温めることで、自律神経のバランスがとれて眠りやすくなります。

おやすみ前に、心から気持ち良い、リラックスしている、と感じることが大切です。
毎日の日課として、ぜひ長く続けることをおすすめします。

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