2016年11月 聞いてあのね Vol.128

2016年11月 聞いてあのね Vol.128

身体にちょっと負担をかける熱めのお風呂が、実は健康にも美容にも効果的!この秋は、熱いお風呂で刺激を与えて健康維持。

健康オタクライター オクトモコ
前職は有名通販雑誌の編集者。飽くことない探求心を持つ、自他ともに認める健康”オタク”ライター。『月のしずく』『玄米元氣』の大ファン。

高血圧になりやすい
閉経後の女性の味方は、高温のお風呂!

小心者の私は小さいころからドラマの手術シーンが苦手。
もちろん病院も苦手。
白衣を見るだけで血圧があがります。

できるだけ病院にはお世話になりたくないと健康には気を使っていますが、なかなかできないのが塩分を控えること。

塩分過多な食事は心筋梗塞や胃がんなどの大病を引き起こすため、気をつけてはいるものの、ついつい味付けが濃くなります。

そんな塩分好きの私を不安にさせるテレビ番組を、先日見てしまいました。

閉経後の女性は塩分をためやすくなり、高血圧症や心筋梗塞になりやすいという内容で、40代後半の私にとって人ごとではありません。

なぜ閉経後の女性が塩分をためやすくなるのか?

閉経前は卵巣から女性ホルモンのエストロゲンが豊富に分泌されています。
このエストロゲン、塩分をおしっこで出す腎臓の働きを活性化させる働きがあるそう。

ただし閉経後はエストロゲンの分泌が衰えるため、腎臓の働きが悪化し、塩分をため込みやすくなり、高血圧・心筋梗塞になる人が一気に増えるのだそうです。
たとえ塩分を控えても、排出しにくい体になれば、病気になるリスクは高まります。

では、どうしたら防げるのでしょう?
それには一酸化窒素を出すことだそうです。

一酸化窒素は血管の内皮細胞から分泌され、血管を拡張させしなやかにしたり、腎臓に働きかけて塩分の排出を促進させる物質。
つまり高血圧や心筋梗塞から私たちを守ってくれるわけです。

この一酸化窒素、体の深部体温を1℃上げるだけで一気に増えるのだそう。

1℃上げる方法として紹介されていたのが「お風呂」でした。
それも、41℃と少し高めのお湯に肩まで5〜10分程度入ること。顔に汗をかいてきたら1℃上がった目安だといいます。

冬場の温度差に気をつけてお風呂に入ろう!

これまでどちらかというと、体に負担をかけないぬるめのお湯にゆっくりつかることがよいと聞き、熱いお風呂は避けてきたのですが、実は41℃ 前後のお湯、他にもいいことがありそうなのです。

代表的なものが、今話題のヒートショックプロテイン(HSP)を増やすということ。

HSPとは、ストレスで傷ついた細胞を修復するたんぱく質のこと。

免疫力を高めて病気を予防したり、代謝を高めて脂肪を燃やしたり、コラーゲンの減少を抑制したりと健康や美容など様々な分野で活躍するたんぱく質なのです。

このHSPを増やすためには、40℃〜42 ℃と少し体に負担をかける温度のお湯に10〜20分つかり、体温を38℃くらいまで上げること。
一酸化窒素を増やす入浴法とほぼ同じですね。

お風呂から出たらバスタオルなどでしっかりと体を包んで10〜15分ほど保温。
この間冷たい飲みものは厳禁。保温が終わったら、自然に温度を戻していくのだそうです。

体に少し負担をかける入浴法ですから、危険を伴う場合もあります。
特に冬は温かい部屋から寒い浴室に移動し、熱めのお湯に入ることで心臓へ負担がかかり、心臓発作を引き起こす可能性も。

死亡事故が多いお湯の温度はなんと42℃前後なのだとか。
脱衣所や浴室を温め、温度差をなくすよう心がけましょう。

入浴剤を入れることも体温を上げるためには効果的だそうです。
体に熱が入りやすくなり、入浴剤を入れないときよりも体温の上昇が5分早いという実験結果もあります。

香り・色などさまざまな入浴剤がありますが、みなさんは「経皮毒」という言葉を知っていますか?

経口吸収と違い皮膚から吸収されたものは、腎臓や肝臓を通って解毒されないため、皮下組織や子宮に蓄積されやすく体に害を与える可能性が大きいのです。せっかく健康のために入浴するのですから、体に優しい入浴剤を使いたいもの。

ちなみに私が使っているのは、『月のしずく』『神秘の水 夢』でおなじみの、ゆの里オリジナル入浴液『水ノ羽衣』。お湯が柔らかくなって、気がつくといつもこの入浴液を入れています。

お湯の温度や入浴時間によって効果効能の違いはそれぞれ。
その日の体調に合せながら、自宅で手軽にできる健康法を楽しみたいですね。

オクトモのおすすめ! HSPを増やす入浴法

①入浴前に水分補給。(冷たいのはNG)

②40℃~42℃のお湯に10~20分つかり、体温を38度まで上げる。
③入浴後はバスタオル、バスローブでしっかり保温し、10~15分間は安静に。保温後はしっかり水分補給。(冷たいのはNG)

★週2回行うのが理想です。

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