2017年1月 聞いてあのね Vol.130

2017年1月 聞いてあのね Vol.130

「竹ガーゼが空を飛んで、必要としている人たちに届きますように」。まさにその時がやってきたのです。

スタッフ船久保

竹布開発者 相田雅彦さんがずっと追い求めてきた"縫い目のない"特別なガーゼシリーズ。

ついに昨年12月、一般社団法人「空飛ぶ竹ガーゼ社」より『mamorinunoTAKEFU筒状ガーゼ・ガーゼ手袋』の発売が正式決定いたしました!

社名に込めた"竹ガーゼが空を飛んで、必要としている人たちに届きますように"。
まさにその時がやってきたのです。

去る11月25日に、記念すべきお披露目会がナファさんのショールームで行われ、私も出席させていただきました。

アトピーの方に「かいていいよ」と言えるものを作りたかった。

『TAKEFU(竹布)』がもつ天然の抗菌性、その類まれなる力を知った時に浮かんだ「人が最も傷み苦しむその時に、そっと傷に寄り添い、ただ快癒を祈る一枚のガーゼ」の言葉は、『TAKEFU』のゆく道を決定づけた言葉でもありました。

2001年にTAKEFUガーゼ第一弾の『ボディタオル』が登場。ただ、相田さんには当時からガーゼを日本で作りたいとの願いがありました。

やっとの思いでガーゼを織ってくれるところを探し、2010年の暮れから生産がスタート。

最初に織りためたものは、翌年の東日本大震災の時に被災地に届けられ、『TAKEFU』ならではの役目を担いました。

そして相田さんの何年もの念願だった"縫い目のない"筒状ガーゼとガーゼ手袋。

ある時電車の中で、「かいちゃだめ!」とお子さんの手を必死に抑えているお母さんの姿がとても印象に残ったそう。

ガーゼ手袋を作りたかった理由のひとつは、摩擦が少なく、弱い肌を刺激しない・負担にならない『TAKEFU』で、アトピーの方に「かいていいよ」と言えるものを作りたかった。
かけない、というストレスを少しでも減らしてあげたかった。

ガーゼ手袋ができた時に、かくことが出来てホッとしている顔が浮かんできたといいます。

1台の編み機。1日で20~30人も助けられる。そう思うと、とてもうれしい。

このガーゼシリーズは、ナファさんで作られています。

工場をまわるも、出来ない・利益にならないから作りたくない、の理由で断わられ続け、そこで自分たちで特殊な編み機を購入することを決断。

1台をフル回転しても、手袋なら1日の生産量は20〜30双。

でも"20〜30双しか"ではなくて、1日で"20〜30人も助けられる"と思うと、とてもうれしいと仰っていました。

決して安いものではない特殊な編み機ですが、相田さんの目標は何と100台!
編み機をもっと用意して、世界中の人を救えればと熱い思いを語られていました。

その特殊な編み機は、サイズもいろいろと作ることができ、筒状ガーゼは、サイズ(太さ/SS・S・M・L)によって、腕、首、足、子供の胴体など、様々な部位に使えます。
筒状なので、好きな長さにカットすることもでき、とても使い勝手がよいです。

ガーゼ手袋は、・ベビーミトン・キッズ・S・M・L とバリエーションがとても豊富です。

ちなみに、相田さんは最近「おじいちゃん」になりました。

初のお孫さんは早速ベビーミトンをはめているそう。
本能的に気持ちがいいものが分かる赤ちゃんのお気に入りになっているそうです。

「気持ちがいい」。そのひと言で17年間の苦労が一瞬で飛んでいく。

このお披露目会には、私たちのような販売パートナーの他に、個人で「空飛ぶ竹ガーゼ社」を応援している方が全国から20名ほど出席されていました。

『竹布』に出会って、ご自身や大切な人がいかに助けられたか、そして今日という日をどんなにうれしく思っているか、皆さん同じようにお話されていたのが印象的でした。

触れた時に必ず口にしてしまう「気持ちがいい」。それはただ単に肌触りのことではなく、心の内から湧き出てくるような、頑ななものがやさしくほどけていくような、そんなイメージ。

相田さんは、そのひと言で17年間のいろいろな苦労が一瞬で飛んでいくと仰っていました。

昨年10月、『TAKEFU』はニューヨークに飛び、相田さんはマンハッタンでお話会をされています。

「今年(2016年)になって、『TAKEFU』が出ていきたいと言っている。どんどん走り始めている。散々の失敗を繰り返してきたけれど、直感を活かして、自分の全身のセンサーで判断していく」。

今年は世界にもっともっと飛び立っていくのでしょう。

一人でも多くの必要としている人たちに届けられるよう、私たちも想いを込めて、役目を全うしていきたいと思います。

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