カレンダーで自分を知る。

カレンダーで自分を知る。

こよみ屋の時間って何だろう?その6

カレンダーで自分を知る。


私と「13の月の暦」の出会いは21年前。
「マヤンカレンダー」という書籍で、友人が私の誕生日を調べてくれたことが始まりです。

すると私の生まれた日は「キン46 白い共振の世界の橋渡し」だと分かりました。これは「銀河の署名」と呼ばれ、自分のもう一つの名前です。

突然何それ?と思われている方もいらっしゃるでしょう。
その時の私もそう感じていました。

この連載のその3で、「心のリズム」を調えるツォルキンというカレンダーのお話をしました。

ツォルキンは13種類の「銀河の音」と20種類の「太陽の紋章」の組み合わせで出来るキン1から260が循環している暦です。
その中の46番目の日に私は生まれていたのです。

キンとは古代マヤで「太陽」のこと。そして「1日」のこともキンと言います。
太陽から、熱、光、エネルギー、情報が、毎日地球に降り注いでいます。
マヤ人は太陽の情報の中に13と20のリズムがあることを読み取っていたのでしょう。

人は生まれた日の力を担って生きています。
自分の誕生日のキンを知り、新たな名前として引き受けた時、そのキンは「銀河の署名」となります。

音と紋章にはそれぞれ3つのキーワードがあります。

私のキン46は「調律、チャネルする、呼び起こす」「死、等しくする、機会」です。
最初に聞いた時は、「えっ、死!?」なんて驚きましたが、このキーワードから自分を見つめてみると、キャラクター、これまでの人生、思考や行動の源に、これらのキーワードが関わっているのかもしれない、と思えることが日を追うごとに増えてきました。

「死」の意味もよく考えてみると、忌み嫌うものではなく、神聖なことだったり、死があるから生の大切が分かる。また、時間の中にも死が何かを終わらせ、新しい世界に導いてくれる。

などイメージがどんどん広がってきました。

ツォルキンの誕生日から意味を見つけることは自分を知る第一歩です。
ただし誕生日以外の毎日も実は自分を見つけるのに最良の日だったのです。

私たちの日常はいつも気づきと発見に満ち溢れています。
あなたが意識を向ければ、きっとそこに何かしらの意味を見い出せます。

カレンダーを日と予定の確認だけに使っているとしたら、惜しいこと。そこにはあなたが今日を味わい、感じ、自分を見つけていくための無限の可能性があるのですから。

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