バレンタインに「カカオ」

バレンタインに「カカオ」

大人なカカオの香り♪

身体がポカポカと温まるマヤ風ホットチョコレートをバレンタインに大切な人と一緒にお楽しみください。

2月といえば、バレンタインデー。
今月はチョコレートの原料「カカオ」のお話。

カカオも立派なハーブです。ただし多くのハーブと異なりカフェインを含みます。

歴史を遡り、古代マヤの時代には、カカオは神々への捧げ物として用いられるほど神聖なものとされていました。

カカオの種子(カカオ豆)を発酵、焙煎して作られるココアパウダー。現在では甘さを加えて美味しいココア(ホットチョコレート)として楽しまれていますが、当時は乾燥させたカカオ豆をすりつぶして、トウモロコシの粉、薬草やチリなどのスパイスを加えて、お水やお湯に溶かして飲んでいたとか。
薬としての役割が大きかったようです。

その後多くの文明で貴重なものとされ、ヨーロッパに持ち込まれてからは貴族や特権階級の贅沢な飲み物としてホットチョコレートが広まっていきました。
そして民間にも広がり、技術も開発され、おいしいチョコレートが各地で作られるようになりました。

現在でもココアパウダーに含まれるポリフェノールが健康のために役立つとして注目されています。

そしてアロマテラピーでも無縁ではありません。
カカオからとられるココアバターは体温で溶けるため、お肌に馴染みがよく、保湿のクリームとしても好まれます。
精製していないものは、甘~いチョコレートの香りがします!

私もバーム(軟膏)をつくるときに、ココアバターを少し加えることがありますが、少量用いるだけで、甘い香りと柔らかさをプラスしてくれて、お肌も「おいしい!」と喜ぶ感じを実感します♪

今年のバレンタインは身体がポカポカと温まるちょっと大人のマヤ風ホットチョコレートはいかがでしょうか。

2月のRecipe

簡単マヤ風スパイシーホットチョコレート

用意するもの

●ココアパウダー・・・15g
●ジンジャーパウダー・・・2g
●シナモンパウダー・・・1g
●チリパウダー・・・1~1.5g(※チリパウダーによってはかなり辛くなることがありますので、より少量でお試し下さい)
●砂糖・・・30~40g(またはハチミツ適量)
●牛乳・・・500ml(お湯でもOK)

作り方

①牛乳少量と砂糖以外の全ての材料を弱火にかけ、粉っぽさがなくなるように練っていきます。

②焦げないように注意しながら、残りの牛乳をいれてかき混ぜまぜます。お好みの甘さになるまでお砂糖またはハチミツをいれて調整します。

③しっかり混ざったらできあがり!

チリパウダーはお好みで加減してくださいね。入れすぎにご注意下さい!また、チョコレートを溶かしいれてもリッチな味が楽しめます。

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