2010年

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「見えない何かに生かされて」

自分達の力を越えた 『大自然の摂理』のようなものに。 こんにちは、お元気でいらっしゃいますか? 早いもので、もう12月。今年最後の月となりました。 2010年もご愛顧、ご愛読頂き本当にありがとうございました。 今年は、会社設立から満20年という区切りの年であり、 また新たな21年目のスタートの年でもあり、とても思い出深い年になりました。 本当におかげさまです。 ありがとうございます。 しかしよく2 […]

  • 2010.12.01

クリスマスがやって来る

長い間、百貨店のバイヤーとして働いていたので、 (もう、10年も前の話ですが、やっぱり)この季節になると、 クリスマスソングが気になります。 もちろん、いまはもう12月なので、 クリスマスど真ん中!みたいな曲こそふさわしいのですが、 商業施設では11月の中旬からクリスマス・モードに入りますので、 そのくらいの時期からクリスマス・ソングが流れ始めます。 当時、私の周りで働いていた人々は、 あまりにも […]

  • 2010.11.01

青い宇宙

11月の空は高い。そう思いませんか。しかも澄んでいます。 私たちを取り巻く環境の中で(というほど大袈裟な言葉を使うまでもなく)、 一番の面積または容積を占めているものに、 神様はなんと美しい色を選んだことでしょう。 海も空も青。私たちはまさしく青に包まれて生きています。 さまざまな青のヴァリエーションの中でもひと際美しいのが、11月の空の色だと思います。 先ごろ、アメリカの天文学者たちが20光年離 […]

「今一度、日本を洗たく致したく候」

えっ!自分のルーツがほとんど分からなくなっていく? こんにちは、お元気でいらっしゃいますか? 11月といえば文化の日、文化祭を思い出します。 ちなみに私は、年齢と共にテレビを見なくなってきましたが、NHKの「龍馬伝」や「坂の上の雲」などの幕末の歴史ドラマだけは、毎回欠かさずに見ています。 日本人としての血が騒ぐというのでしょうか? 日本の一大事に、それこそ命を懸けて国を憂い、元気と勇気と知恵を振り […]

娘からのギフト。

あのつらい体験があったからこそ。 新米がおいしい季節になりました。 今年も友人であり、農の匠でもあります「長田竜太さん」が、精魂込めて作り上げた獲れたての「元氣米」を、あったかいみそ汁と一緒に、食べられるかと思うと今からワクワクします。 とてもシンプルな食事ですが、こんなに豊かでぜいたくな食は本当にありません。 今年、大学受験生の私の娘は、来年から一人暮らしを予定していますが、元氣米だけはちゃっか […]

  • 2010.10.01

10月はたそがれの国

創元推理文庫は、その当時の私たちにとって、 ある意味、知的、冒険的、反逆的、ヴァガボンド的(放浪的)な 重要なステータスだったように思えます。 14歳くらいの少年にとって、それは未知の国への扉であり、 時を飛び越え、魔法の王国へ鍵であり、 その扉を、鍵をいくつ探し当てたか、持っているのか、知っているのか、 そんな自尊心を満足させてくれるバロメーターでもありました。 推理文庫というからには推理小説が […]

「着る漢方」。

「本当の気持ち良さ」を気づかせてくれる繊維。 こんにちは、お元気でいらっしゃいますか? 早いものでもう秋。時が経つのは早いですね。 先日、20数年ぶりにサラリーマン時代のリクルートの同僚に会いました。「お互い年とったなぁー」と笑いながら、しみじみと語り合いました。 同じ釜のメシを食った仲間ゆえ、一瞬でタイムスリップし、温かく、かつ気持ちのいい空気を共有しながら、お互いに近況を語り合いました。 「や […]

  • 2010.09.01

記憶のメカニズム

それはあまりにも遠い昔のこと。 もう思い出すこともない、些細な出来事。そんなささやかな思い出さえも、 一瞬にして鮮明に蘇ることがあります。 きっかけは様々ですが、「時代」を思い出させてくれるのは音楽、 その「とき」を思い出させてくれるのは「匂い」だと思います。 白い花の香りが私を30年以上も前の、夏の終わりのある宵へと引き戻しました。 すでに大学生になっていた仲間2人と予備校通いの私は、 いつもの […]

背広を着た天使

植物と対話し、心を通い合わせ、 感謝し、畏敬の念を払う人。 こんにちは、お元気でいらっしゃいますか? 百聞は一見に如かず、とよくいいますが、まさにその事を痛感した出来事がありました。 少し前の念願のカナダ訪問での出来事です。 その旅の目的は、私達の会社の今やメイン商品になっている 「ウドズ・オイルブレンド(究極のバランスオイル)」、 「フローエッセンス+(北米先住民伝承の伝説の薬草茶)」、 「MS […]

  • 2010.08.01

ヘミングウェイのパリ

「もしきみが幸運にも青年時代にパリで暮らすことができたなら、 その後の人生をどこで過ごそうともパリはきみについてまわる。 なぜならパリは移動祝祭日だからだ」 ヘミングウェイの言葉です。 パリジャンたちは8月のパリを気前よく観光客たちに明け渡します。 口うるさい、自慢げな住人達は避暑と言いながら、さらに熱い太陽を求めて南下して行きます。 夜の9時を過ぎても暗くならない、乾いた夏。 いま、パリにいると […]

創業の想いと伝統、そして感謝の気持ちはずっと。

必死の想いと動きが 流れを引き寄せてくれたと思いました。 こんにちは、お元気でいらっしゃいますか? 光陰矢のごとし、ではありませんが、おかげ様で私達の会社も7月で満20年を送ることができました。 まさに夢のようで、よくここまでやってこれたなぁとつくづく思います。本当に色々な方々に助けられ、支えられてきたおかげとご恩の賜物です。本当にありがたい限りです。そしてたくさんの幸運にも恵まれてきました。 思 […]

  • 2010.07.01

砂漠へと導くもの

大学時代の友人から絵葉書が届きました。 暗がりの焚火の灯りにぼんやりと友人の顔が写っています。青いターバンを巻きつけて。 「何が、いったい、どうして!この年になって砂漠が俺を呼んでいる」 長年務めた会社を辞め、彼はアルジェリアの奥、サハラの真ん中にある壁画が有名な タッシェル・ナジェールにいました。 トゥアレグ族のガイドと共に野営する彼の瞳は砂漠の中の灯火に輝いていました。 私の中の砂漠のイメージ […]