chapter3 自分の中をめぐるエネルギーに気づく

chapter3 自分の中をめぐるエネルギーに気づく

氣が高まる呼吸法『おまかせ呼吸』

前回の「重ね煮」のほかに、「おまかせ呼吸と氣愛のおむすび」という料理教室を開いています。
日常の中で人生の質を高める究極の方法を考えていた時、いつでも、どこでも、誰でも、タダで出来る呼吸と瞑想だという結論にたどり着き、いろいろな呼吸法や瞑想法を学んで講座をしたり、カルチャースクールの講師をしていました。
それとほぼ時を同じくして、「サトケンの作るおむすびって、フワッとしてるんだけど、食べてもボロボロ崩れないのはなぜ?」とよく不思議がられていました。

おまかせ呼吸と氣愛のおむすび

ある時、気功の先生がボクのおむすびを見て、「サトケン気づいてないの?これ、“氣”で固まってるんだよ」と教えてくれました。
そんなことがあるのか?と、ボクがお伝えしている「おまかせ呼吸」が氣も高まる呼吸法なので、おむすび講座とセットにしてみたところ、「フワッとむすぼうとすると、食べる時にボロボロ崩れてしまう」という質問が激減。以来、「おまかせ呼吸と氣愛のおむすび」というタイトルでやっています。
今回はその「おまかせ呼吸」の一部を紹介しようと思います。
この呼吸法のポイントは、心や身体の状態が良くなるかもしれないという「ご利益」(直後の結果)に期待しないで、宇宙に「おまかせ」すること。自然と氣が高まるのを感じてくださいね。

準備:両足を腰幅に開いて、つま先を平行にしてリラックス。息は鼻から吸って鼻から吐き出す。

おまかせ呼吸 準備

①天地の呼吸
吸う息とともに天の氣(光)が頭頂に集まってくる。吐きながら愛と光が体の中を細胞の隅々まで通って足裏から出ていくイメージで地球の中心まで吐き切る。吐き切ったら地球の中心からマグマのエネルギー(光)を足裏まで吸って、吐きながらその光が身体の中を通って頭頂から無限に広がる天の宇宙に放たれて広がっていく。

おまかせ呼吸 1 天地の呼吸

② 天の宇宙・地の宇宙の呼吸
手の動きや呼吸・イメージは①と同じ。地球を貫いて、下に広がる宇宙をイメージして天と地の宇宙の氣を身体に通す。

おまかせ呼吸 2 天の宇宙・地の宇宙の呼吸

③ 循環の呼吸
下に広がる宇宙から吸う息とともにリンゴのように立体的に光が宇宙全体を包み込むような大きな球体となって頭頂まで吸い切ったら、吐きながら愛と光が身体の中を細胞の隅々まで通って足裏から出ていくイメージで下に無限に広がる地の宇宙に吐き切る。これを繰り返す。
※吐くときに自分の中にある喜びや愛や慈しみも共に宇宙に吐き出す。

おまかせ呼吸 3 循環の呼吸

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