お母様との最後の時は「神様からいただいたひととき」

お母様との最後の時は「神様からいただいたひととき」

「看取りは家で…」と在宅介護を選ばれた高原さん。お母様との最後の時を「神様からいただいたひととき」と愛おしまれていらっしゃいいました。

脳卒中で倒れ寝たきりの83歳のお母様を在宅介護されている東京都の高原ふさ子さんを訪ね、お話を伺いました。

昨年5月の「ゆの里温泉ツアー」に参加された高原さん。
実は、参加直前にお母様が倒れられ入院。医師から「回復の見込みはない」と宣言されていたお母様に、何かお水の力を授けることはできないか?そのすがるような思いで「ゆの里」にいらした高原さんに、重岡専務は「銅水」のみで作られている水まくら『壽澪(じゅれい)』をご紹介されました。

これがきっかけとなり、在宅介護を決意されたといいます。

相田さんに手を握ってもらったお母様。
握った手を通して、
言葉にならない言葉を
伝えておられたようでした。
相田さんもまた
ご自身のお母様と姿が重なったようで、
長い時間、じっとその手を
離そうとされませんでした。
その光景は穏やかな光に包まれた
一枚の絵のようでした。

ゆの里に行っていなかったら、きっと諦めていました。
本当に奇跡のようです。

高原さん:ゆの里で専務のお話を聞いて、諦めかけていた気持ちが「まだいけるかも!」と切り替わりました。
『壽澪(じゅれい)』を担いで病院へ駆けつけて、とにかく枕を母の頭の下にしたんです。そうしたら、母の足がピクピクって動いて、ずっと閉じていた目も開けたんです。

本当かしら?奇跡のようだわ。
でもこれはきっと何かあると思いました。

後日、主治医の先生が、「お母様はご自分の力で回復されています。栄養補給を考えましょう」と。
経鼻からですが、迷わず『月のしずく』を摂らせていただきました。
それまではもうおしまいだと覚悟し、延命治療は希望しないと伝えていました。

もし、ゆの里へ行っていなかったら、完全に諦めていました。

本当に奇跡のようです。

在宅介護を選んだ一番の理由は家で看取りたいと思ったから。
今のこの瞬間は、神様からいただいたひとときだから、とても愛おしく思います。

堀場:24時間、寝たきりでお家で過ごされるお母様の最後の時を少しでも心地良くと気を配られているのが本当によくわかります。
そんな中にプロ・アクティブの商品がいくつもお役に立てているのが、とても嬉しいです。

高原さん:母の摂る水分の半分は『月のしずく』。料理のお水も『月のしずく』です。
ゆの里ツアーで行った丹生都比売(にうつひめ)神社でわけていただいた竹布の「祓布(はらいぬの)」に『月のしずく』を湿らせて、毎日顔を拭いてあげていますし、時々は口の中に『神秘の水 夢』をシュッと。
『月桃オイル』を混ぜて顔をマッサージしたりもします。
耳は最後まで聞こえるといいますから、波動スピーカー『癒音(ゆおん)』で、いつも音楽を流しています。いい音の空間では私も安らぎますし…。

介護する側にも、プロ・アクティブの商品は寄り添ってくれています。

堀場:ベッドには『竹布』。枕カバーにシーツにタオルケット。
タオルで作ったクッションも。

竹の握り人形「TAKENOKKO」(たけのっこ)。
ずっとお守りのように握っています。

高原さん:『竹布』は肌に気持ちいいのはもちろん、抗菌性があるので頻繁に洗濯しなくても大丈夫。本当に助かります。

竹のガーゼ『守布(まもりぬの)』を胃瘻(いろう)のまわりに巻いているのですが、先生からも「ここは癒着することが多いのですが、いつもキレイですね」と褒められます!

堀場:そして、相田さんからプレゼントされたという竹の握り人形『TAKENOKKO(たけのっこ)』はいつもこうして手に?
まるでお守りのよう…

高原さん:入院中は、手の拘縮もありますし、鼻に入れた管を無意識に抜いてしまうので、手袋をはめられていたんですが、面会の時に手袋をはずすと、いつも手のひらが湿っていて、どうしても臭くなるし、肌がボロボロしてきて、不衛生になってしまって…。

TAKENOKKO

相田さんのフェイスブックやアースデーなどでその存在を知っていたので、相田さんに事情を話して分けていただきました。私たちは「のこちゃん」と呼んでいます。
入院中は手袋に手を戻す時、必ず「のこちゃん」を握らせてあげていました。

すると母も安心感があるようですし、本当に清潔が保てるんです。今もずっとお守りのように握っています。
これをくださったのが竹布開発者の相田さんですよ〜って、いつも母に話しているので、今日は相田さんに来ていただいて、母もとても喜んでいるようです。


「看取りのための在宅介護」を選ばれた高原さん。
これから、さらに厳しい時も待っているのかもしれませんが、そんな、人が痛み苦しむ時に、こうして寄り添える商品をお届けできていることを有り難く思います。
今回相田さんをお連れできたことが、少しでもお母様と高原さんへのプレゼントになっていたら嬉しいです。 (スタッフ堀場)

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