「着る漢方」。

「着る漢方」。

ほっとメッセージ

「本当の気持ち良さ」を気づかせてくれる繊維。

こんにちは、お元気でいらっしゃいますか?

早いものでもう秋。時が経つのは早いですね。

先日、20数年ぶりにサラリーマン時代のリクルートの同僚に会いました。「お互い年とったなぁー」と笑いながら、しみじみと語り合いました。

同じ釜のメシを食った仲間ゆえ、一瞬でタイムスリップし、温かく、かつ気持ちのいい空気を共有しながら、お互いに近況を語り合いました。

「やっぱり気心の知れた友達はいいなぁ~」とつくづく思いましたが、そんな彼に「これ何の綿(わた)やと思う?」とある綿の固まりをそっと渡しました。

「えっ、これ?スゴイ柔らかいねぇ~。かなりきめ細やかだけど、シルクかな?何か持っているとジーンと温かくなってくるわー。」

(私)「それ、竹やねん」

「ウソ~、本当に~」

(私)「この綿で出来ているのが、この竹布やねん」。

もう何百回も同じような会話を色々な方々としてきましたが、この『目が点』になる驚きと感動の瞬間を味わえることが、竹布を広めるエネルギーであり、原点でもあります。

それ以来、彼はすっかり竹布のファンになりました。

ある時私が、「竹布のどこがいいの?」と聞いてみると、

「汗かきで、体の臭いがいつも気になるボクには、臭いがほとんど残らないから安心だし、何よりも着てて気持ちがいい。このソックスも同じで、臭いもムレも気にならないのとやっぱり履いていて気持ちがいい。この気持ち良さは他には替えられないから、竹布ばかり着るようになってるよ。嫁さんも洗濯の時、一緒に洗いたくなかったのが、これなら安心ということで、買い出してる。とにかくやっぱり気持ちいいみたい・・・。」

こまごました事は語っていませんでしたが、男性でここまで竹布の良さを体感し、奥さんにまで、影響を与える人も珍しいかもしれません。
逆のケースがほとんどなので、何か同志を得たような感覚でとても嬉しく、感動しました。

実は私達が竹布に惚れ、広めようと思っている一番の根っこは、色々とある繊維の世界に「本当の気持ち良さ」を気づかせてくれるものが、出てきたということでした。
それと、竹の繊維がそっと疲れた体や敏感な皮膚に寄り添って、身心の深いところを癒し、浄化して包み込んでくれる、そんな不思議な力があることを知って欲しいということでした。

実際中国では、その抗菌力の高さと、傷に癒着せず傷口の処置が苦痛やトラブルを伴わず出来ること、免疫力を阻害しない何らかの働きがあるということから、医療用ガーゼとして許可され、毎日数え切れない方々の痛みや傷の治療を助け、通常ではあきらめられたような症状や障害などを無数に救っています。

まさに竹布は単なる衣ではなく、衣服を超えた癒服(ゆふく)であり、医服(いふく)のような存在だと思います。

竹布の様々な商品が、アレルギー体質で悩まれる方々にとても愛用者が多いのも充分うなずけます。

単なる衣服ではなく、「癒服、医服」として、竹布で母親のような安心感と心地良さを。

そして、そんな方々がやはり口を揃えておっしゃるには、竹布に触れていると安心でとても気持ちよく、肌に違和感がないということです。

きっと、肌のトラブルをそっと包み込むように寄り添い、お母さんの手のひらが発するような「手当て」のエネルギー(氣)のようなものが、竹布から発せられるのだと思います。

お母さんはわが子を慈しみ、愛情深く見守り、そしていつも元気でいることを心の底から何の見返りもなく願い続けてくれている無私な存在。

いくつになっても、子供の労をねぎらい、気にかけ、幸せを祈ってくれている・・・。

温かく安心でき、自分が素になれて、ほっとできる唯一無二の人です。

まさに「慈悲」そのものですが、くしくも、竹布の大元になる、その名も『慈竹(じちく)』といわれる竹は、数千年も昔から浄化、解毒に作用する漢方として使われていた竹。

その漢方で長年処方されてきた慈竹の働きを、竹の声を聞き、その命を最大限に生かすことを使命に生まれてきた(株)ナファ生活研究所の相田社長が見つけ出し、薬としてではなく、最高に気持ちのいい繊維として、10年近くの歳月を要し、竹と格闘しながら作り上げた、まさに「着る漢方」のような存在に昇華させたものが、この竹布です。

「モノ」だけではなく、その奥にある本当の働き、命、魂。

麻、シルクなどの天然繊維の大先輩の繊維には、もちろん大きな役割があります。

しかし、繊維の世界があまりにも工業化、化学化、ビジネス化に傾き過ぎると、その分、繊維そのものの本質的な心地良さや各々の繊維に宿る本当の働きや温もりが失われていく・・・。

それを着ている方々が、知らず知らずのうちに今まで味わったことのない皮膚刺激を経験し、体の防御反応として様々なアレルギーを生み出していることも紛れもない事実です。

そんな時代の大きな過渡期の中で、時代の要請として浮き上がってきた新しい繊維が、この竹布だと私達は思っています。

先輩の天然繊維のこれまでとこれからの大きな働きや、貢献に心から敬意と感謝を表しつつ、もう1つの選択肢として、皮膚だけでなく、身も心も気持ちよく安心でき、そして癒される繊維として、また日本発の天然繊維として、多くの人、そして地球そのものを竹布が癒していってくれると思っています。

リクルートの旧友が、竹布で母親のような安心感と心地良さを見つけたように、単なる衣服ではなく、「癒服、医服」として、竹布がたくさんの方々の人生の扉を開くことができれば・・・。

そんな思いで、この竹布を私達は届けています。

ちょっと青臭いかもしれませんが、竹布という「モノ」だけではなく、その奥にある本当の働き、命、魂みたいなものが手にとってくださった方々の何かしらに共鳴・共振すれば、きっと何かが起こると思います。

そんな可能性が広がることを念じつつ、そんな事を気づかせてくれた旧友に感謝です。

合掌

Guts

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