Vol.05 乳酸菌たっぷりの水キムチ

Vol.05 乳酸菌たっぷりの水キムチ

発酵ナチュラリストTaccoの今日からはじめる発酵生活Vol.05

乳酸菌たっぷりの水キムチ

夏の暑い季節におすすめの「水キムチ」を手作りしてみませんか?

キムチと言えば唐辛子のキムチが浮かびますが、キムチは「漬物」全般のことをいいます。水キムチは塩水の中に旬の野菜、フルーツなどを入れて乳酸発酵させたお漬物です。

お漬物として食べるのはもちろんですが、漬け液にも植物性の乳酸菌がたくさん含まれており、その数は唐辛子キムチの2~3倍の多さとも言われています。
韓国では漬け液を冷麺のスープとしても使われていて、さっぱりとしてとても美味しいです。

乳酸菌の酸味が夏の暑さでバテている胃腸を助け、整腸効果も期待される水キムチ。野菜と漬け液、どちらもぜひ召し上がってください。
麺を春雨や素麺にしても気軽に楽しめて美味しいです。

お米のとぎ汁がすぐにない場合は、米粉やもち粉でも大丈夫です。
1リットルのお水に米粉大さじ3ほどを入れて煮溶かしてください。
最初の発酵は常温ですが、途中で冷蔵庫の低温発酵にします。

冷蔵庫の中でゆっくりと酸味が増していくので、日々発酵していく酸味を楽しんでみてくださいね。

発酵食で腸元気!漬け液もぜひ召し上がってください”水キムチ”

■材料

【A】

●米のとぎ汁 500㎖

●塩(漬け液用) 小さじ1

●砂糖 小さじ1

●酢 小さじ1

●お好みで
リンゴスライス 1/4個
生姜スライス 3枚
クコの実、シナモンなど

【B】

●きゅうり、大根、白菜、人参などの旬の野菜 200g

●塩(野菜用) 小さじ1

■作り方

①漬け液を作ります。
鍋にAの米のとぎ汁と塩、砂糖を入れて、沸騰直前まで温めます。

②①の粗熱が取れたら、酢、お好みでリンゴのスライス、生姜のスライスを入れます。

③漬け液を冷ましている間に、Bのカットした野菜と塩を合わせておきます。

④野菜から出た水を絞り、粗熱のとれた漬け液につけます。

⑤容器またはジップロックに入れ、常温に置いて発酵させます。
その後、冷蔵庫に入れて追熟発酵をします。
常温に置く時間は、夏は2時間、冬は2~3日ほど。
冷蔵庫に入れて3~4日目頃から乳酸発酵の酸味が出てきます。

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