玄米元氣レシピ「甘酸っぱい夏みかんピール」
皮を捨てないで!夏みかんの皮で素敵なエコデザートが作れるのです。ほろ苦くほんのり「甘酸っぱい夏みかんピール」は、素材としても便利。
今回は、簡単に作れてそのままでも自家製パンやケーキなどに入れてもおいしい、エコなスイーツ、「夏みかんピール」のご紹介です。
無農薬の夏みかんの皮が一番ですが、入手しにくい場合、地元でとれたもので、中身が問題なく食べられるものなら、皮を2度ゆでこぼすことと玄米元氣を使用することで、おいしく安全に食べることができます。
材料
(写真はレモンです)
・夏みかんの皮 2個分
・夏みかんの皮2個分の重さの8割のきび砂糖
・玄米元氣 小さじ2
・酢 大さじ2
作り方
キッチンにピールを干すところがなかったら、冷蔵庫で干してもOK。または扇風機をあてて乾かしても早く乾燥します。
- ヘタの部分は切り落とし、夏みかんの皮の表面を、包丁で全体的に極薄くそぐ。
- 身を切らないように表面から5ミリくらいの厚さのところまで、包丁で縦に何か所か切り込みを入れ、皮をむく。
- 皮の重さを量り、その8割のきび砂糖を計量しておく。
- むいた皮を6~7ミリにスライス(縦でも横でもお好みで)し、鍋に入れて水をひたひたよりちょっと上まで入れて火にかける。
- 沸騰したら3分程中弱火で煮たててざるにとる。(ゆで汁は洗剤やワックスとして使えるので、捨てずに利用していただきたいです。ただし冷蔵保存してください。)
- ⑤を再び鍋に入れ、同じように ゆでこぼす。
- ⑥を再び鍋に入れ、同じように水を入れ、きび砂糖、玄米元氣、酢を入れたら沸騰させ、沸騰したら中弱火にしてことこと煮て、最後に汁気をとばす(量によりますが30~40分から小1時間かかります)。
- オーブンシートを広げてその上に重ならないように⑦を並べ、風通しのよいところに3~4日干し、乾燥したらできあがり。
ワンポイント
皮についている、白いふわふわがペクチンによって羊羹状になりおいしいピールになるので、できるだけふわふわが皮につくように皮をむいてください。
玄米元氣を入れないで作ると、砂糖を皮に浸透させるために、数回にわけて砂糖を加える必要があります。
玄米元氣を入れると、煮物も早く味がしみて美味しく煮えるように、このピールもぐっと作りやすくなるのです。
苦いのが苦手な方は、2度ゆでこぼした後、一晩水にさらしてから作るとよいです。表皮をそぐのは、苦みやアクを適度に抜けやすくするためです。
無農薬の表皮なら乾燥させるか冷凍させて保存し、お風呂にいれたり刻んで料理のアクセントに使ったりしてください。