こんにちは。健康・美容ライターの垣内です。
毎月、手軽にできて効果を実感できる簡単な美容法をご紹介します。
ライター・かっきーのキレイの作り方
今月の美容法豆乳ヨーグルトで美腸生活。
会員数1万4000人以上のフェイスブックのグループ「TGG豆乳ヨーグルト同好会」はご存知でしょうか。
発酵を愛する皆さんが豆乳ヨーグルトをはじめ、手作りの発酵食のレシピやアイデアを投稿されています。
こちらの管理人で発酵生活研究家の栗生隆子さんは本も出版され、豆乳ヨーグルトブームの火付け役となりました。
豆乳ヨーグルトは、玄米と豆乳から作るため、動物性ではなく植物性の乳酸菌が摂れることが大きな特徴です。
牛乳でお腹をこわしてしまう人やビーガン(絶対菜食主義)の方も、豆乳ヨーグルトであれば食べられるでしょう。
また、豆乳に含まれる大豆の栄養分を摂取できること、乳酸菌がたっぷり含まれていることで、美腸や美肌などの健康・美容効果も期待できます。
さらに手作りすることで、見えない菌の力がわかり、発酵の面白さを感じられる人も多いのです。
私も豆乳ヨーグルトにハマって、ハチミツやフルーツと合わせて、毎朝食べています。
栗生隆子さんと同好会の皆さんが試行錯誤の上、失敗しない作り方を研究され、発表されているので、皆さんもぜひ試してみてください。
→ 栗生隆子さんのコラム「発酵ナチュラリストTaccoの今日からはじめる発酵生活」はこちら
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手作り豆乳ヨーグルト
①はじめに、玄米と豆乳で種菌を作ります。
材料
●玄米(生、できれば無農薬のもの)…ティースプーン山盛り1杯
●豆乳(無調整タイプ)…200ml
●容器(300㎖程度で蓋付きのもの)
<1回目の発酵>
玄米を軽く洗い、容器に入れ、上から豆乳60㎖を注ぎます。玄米が豆乳から顔を出さず、しっかり浸るように。蓋をして2~3日常温で放置し、トロッと固まればOKです。(気温が高い夏は1日で固まることもあるので、次に進みます)
<2回目の発酵>
固まった豆乳の高さの倍の位置まで豆乳を加えて、蓋をして放置します。玄米を下に沈めておきたいので、かき混ぜないこと。6時間~半日で固まります。
<3回目の発酵>
2回目と同様に、残りの豆乳を入れて、蓋をして常温で放置します。5~8時間で固まり、種菌が完成。このままヨーグルトとして食べてもOKです。
②種菌から豆乳ヨーグルトを作ります。
材料
●豆乳(無調整タイプ)……1ℓ
●種菌……大さじ2~3杯
①豆乳の紙パックのキャップを開け、種菌を入れるスペースを作るため、中の豆乳を100㎖ほど別の容器に移しておきます。
②キャップ口から種菌を入れます。
③キャップをして、紙パックを揺すり、中の豆乳をかき混ぜます。
常温で一晩置けば完成。その後は冷蔵庫で保存しましょう。
※賞味期限は1週間程度です。