頭皮はこすらず、もみ洗いで抜け毛防止。

頭皮はこすらず、もみ洗いで抜け毛防止。

こんにちは。健康・美容ライターの垣内です。
毎月、手軽にできて効果を実感できる簡単な美容法をご紹介します。

ライター・かっきーのキレイの作り方

今月の美容法頭皮はこすらず、もみ洗いで抜け毛防止。

年齢とともに髪の毛が薄くなり、抜け毛も気になりますよね。
白髪ならカラー剤で染めればカバーできますが、薄くなった髪を一気に増やすことはできません。

しかし、日々のシャンプーの仕方で、抜け毛を減らす、育毛することは可能です。

毛髪の専門家に取材すると、皆さんおっしゃるのは「育毛のためには、頭皮の血行を良くして、柔らかくし、毛穴の汚れをためない」ということ。

シャンプーのときがポイントで、シャンプー剤を泡立てて頭皮をマッサージすれば、血行も良くなり汚れも落ちますが、このときにやってはいけないのが「頭皮をゴシゴシとこする」ことです。

「汚れを落とさなくては!」という気持ちはわかるのですが、地肌に指をすべらせてゴシゴシと刺激を与えてしまうと、髪は簡単に抜けてしまいます。
また、頭皮がふさがってしまうので、汚れが落ちません。
そのため、「頭皮はこすらずに、もむ」ことが抜け毛防止の鉄則なのです。

泡立てたシャンプーを頭皮につけて、両手の指の腹を頭皮に固定し、頭皮を揺り動かして、もみだし洗い。
すると毛穴が絞られて汚れが排出されやすくなります。
頭皮の血行も良くなって、育毛効果も期待できるでしょう。

また、〝朝シャン〞派の方もいらっしゃいますが、朝は毛穴が緩んでいてシャンプーが頭皮に残りやすく、抜け毛の原因になります。
シャンプーはできれば夜に行い、その日の頭皮の汚れを落としましょう。

白髪染めも、刺激の強いものは頭皮のダメージによる抜け毛が気になるため、地肌にやさしい商品を選ぶようにしたいものです。
頭皮の血行を促進してくれる薬用のシャンプーや育毛剤を使うのもよいでしょう。

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頭皮のもみ洗いの方法

① 両手の指を広げて、指の腹を頭皮に置きます。

② 指を頭皮から離さないようにして、円を描くように頭皮を揺り動かしてもみます。

③ 後頭部、頭頂部、耳の後ろ、フェイスラインと両手を移動させて、頭皮全体を指の腹でもみ洗いしましょう。

Point


髪が多い人は、年齢を重ねても若々しくみえるもの。日々の頭皮ケアで、地肌を元気にすることで抜け毛を防止し、イキイキとしたヘアスタイルを作ってくださいね。

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