靴業界の「当たり前」を常に疑い、
社員一丸となって、足のお悩みに真摯に向き合っている
真面目な靴メーカーのルームサンダル。おすすめです。
今年も様々なご縁から新しい商品との出会いがあり、皆さまへご紹介してきました。
目からうろこの新発想の調理器具に、実体験から生まれた寝具、酸素ミスト・・・。どれも開発者やメーカーの方々の信念やストーリーに共感し、スタッフみんなで納得した品々ばかりです。
そして、今月もまたお伝えせずにはいられないのが、画期的な新商品『5本指エクサ・ルームサンダル』。
ぜひ、作り手の想いや開発秘話などと共に商品を知って、ご興味をもっていただければ嬉しいです。
(バイヤー 中村)
室内で履くだけで軽いエクササイズに。毎日の暮らしの中で自然に続けられそう!
健康寿命を維持するために重要な足の健康。お客様からも、近年、足に関する商品のご要望をいただくことが増えてきました。
しかし、現役で仕事を続けている70代の母をみていても、毎日、運動やウォーキングを続けるのは、気力的にも体力的にも難しい・・・。そこで、「これならば、毎日の暮らしの中で自然に続けられそう!」と思ったのが、室内で履くだけで軽いエクササイズになる『5本指エクサ・ルームサンダル』です。
製造を行うのは、1946年より下駄製造業を営み、今や50代以上の女性の健康靴では引く手あまたの靴メーカー、株式会社AKAISHI(静岡県静岡市)。
社長自ら靴医学を学び、保健博士を取得。科学的見地に基づいた独自の靴作りが市場で圧倒的な支持を集めています。
代表取締役社長 赤石恒一氏
保健学 博士/日本整形靴協会 副会長
この会社を知ったのは約10年前。
当時、足の健康を考えた靴といえば、ドイツのコンフォート靴に信頼が置かれている風潮。しかし、骨格も生活習慣も異なる日本人にとって、果たして諸外国の人々と同じ構造の靴でいいのだろうか、という疑問も。
とはいえ、一人一人の足の悩みや足型に沿ったものを追い求めれば、行き着く先は高価なオーダーメイドです。
そんな中、「足の悩みを、靴で解決する」というミッションをもって、日本人の足に寄り沿った靴を開発している会社があると知り、その真摯な企業姿勢やコンセプトに感動を覚えたのを記憶しています。
まさに「足のかかりつけ医」。歩く歓びを取り戻すことを目指したモノづくり。
株式会社AKAISHI
AKAISHIが目指すのは、単なる靴メーカーではなく、まさに「足のかかりつけ医」。
そのために社員全員が靴医学を学び、日々お客様からの声に耳を傾け、実践する企業体制です。
現在も多くの女性が、外反母趾、扁平足、開張足など様々な足のトラブルを抱えているという現実を打破するため、「悩みを解決」し、歩く歓びを取り戻すことを目指したモノづくりを行っています。また、既存のデータだけに頼ることなく、靴医学の研究に力を入れている点も最大の特徴。産学協同による基礎研究や商品の科学的機能検証の結果、そこで得られた靴医学的根拠をもとに、中足部の引き締め、足趾の解放、姿勢の改善、歩行の蹴り出しサポート、変形した母趾を補正するといった複合的な機能を持つ靴を生み出しています。
自社の研究開発機関では、お悩みを元に企画立案し、仮サンプルを作り、試作を幾度と重ねていても、モニターの評価結果によっては、企画自体を大幅に変更したり、白紙状態に戻したりすることも多いそう。売れる、儲かるということを第一優先にするのではなく、使い手の意見に耳を傾け、評価を誠実に商品に反映させる姿勢は、足から始まる健康をより良いものにしていきたいという強い信念が会社全体に浸透しているからこそだと感じます。
親に、子供に、夫に・・・。足の健康のために
周りにもすすめていきたい逸品です。
『5本指エクサ・ルームサンダル』も、高齢化社会の潜在的なニーズとお悩みを汲み取って企画され、生の声や多くの期待をクリアして作り上げられた逸品。
また、AKAISHIがこれまでの長年の研究から培った集大成も反映されています。
それは、足トラブルの様々な原因である足裏のアーチをケアする「アーチサポート」。
開発にあたって1,000人以上の足型を取り、研究を重ねた結果、足裏に心地よく作用する要の構造部位です。他にも足の機能を知りつくしたプロが微細な工夫と調整を行い、より履きやすく、人々の暮らしに馴染む形状に仕上げています。
靴業界の「当たり前」を常に疑い、社員一丸となって、足のお悩みに真摯に向き合っている真面目な靴メーカーのルームサンダルは、私にとっても使い勝手良く、暮らしの一部となっています。
親に、子供に、夫に、と足の健康のために周りにもすすめていきたい商品の一つです。