2023年のイヤーカラーは「イエロー・グリーン」。
自然の中でリラックスしながらエネルギーチャージ。
未来を輝かせるために想像力を膨らませ、じっくり考える。
2023年の流れを紐解いてくれる色は、さて何色？
イヤーカラーを通して、私たちにどんなメッセージを伝えてくれるのでしょうか。（スタッフ／舟久保）
急がず大切に。じっくり観察しながら、小さな変化にも意識を向けて。
今年の色、イヤーカラーのお話をお届けする時季を迎えました。みなさまが今年も心身健康にお過ごしいただけることをお祈り申し上げます。
今年は「イエロー・グリーン」。
昨年のレッド・レッドからの変化がポイントになりそうです。
ベースのレッドが、補色のグリーンになりますので、ここは気持ちの入れ替えを。
数秘は「７」。この数字とカラーから、どのようこの一年と向き合うかを考えてみたいと思います。
昨年はレッドということで「とにかく動く」がテーマになりました。思い返せば社会状況でも大きな動きが始まりました。
サッカーワールドカップでの日本の活躍は多くの人に歓喜を与え、まさにレッドの熱気に包まれました。その時に何度も耳にした「新しい景色」が今も記憶に残ります。
そのレッドが、今年はベースの部分でグリーンになります。補色関係なので真逆を表し、テーマは「穏やかに」「平和に」です。
ここ数年、コロナ禍、戦争、思いがけない事件などから、ある意味「戦い」の連続でした。昨年を表す漢字も「戦」でしたね。それが今年は、平穏、平和に向かうことを示唆していると願いたいものです。
また、今までの激しい動きから、今年は「休息」の時期として過ごす意味もありそうです。
「頑張ってきたよね、もう力尽きた」と感じる人もいらっしゃるでしょう。
でも、これはネガティブな意味ではなく、ひと呼吸するための大切なメッセージです。このような言葉が出てくるのは、むしろOK。
今までの疲れを感じるのも受け入れて、意識的に心身を休めましょう。
慌てずゆっくりと物事を考えるとき。きっと世の中的にも「ひと休み」の空気が漂うのではないでしょうか。
このようなグリーンをベースにすると、イエローの意味をより活かせます。イエローは次の目標へ向かうための様々な分析からの検討や計画を表します。
それも表面的なことではなく、根拠を持って納得できる考えです。それを見ずに進めると、その場しのぎは通用しないことを目の当たりにするでしょう。
イエローのキーワードである「光」の如く、周りや先を照らし、今後を見据えた上で生み出す考えが大事なのです。いますぐ結果を出すためではなく、長い将来に向けたアイデアやひらめきも現れる意味があります。
しっかりと意識して取り入れていきましょう。
グリーンとイエローを合わせると、黄緑色ができあがります。新芽の色ですね。今年生まれる新しいアイデアです。柔らかくて繊細な新芽ですから、丁寧に扱いましょう。
急がず大切に。
そして、じっくり観察しながら、小さな変化にも意識を向けて、成長を見守る気持ちを心がけましょう。
興味あることに取り組む時。自分に栄養を与える休息も。
そして、数秘では「７」です。
数秘的には、神秘的な意味もありますが、カラーの解説との繋がりとしては、やはり「探究心」です。じっくりと物事を考え、興味あることに取り組む時です。イエローと同様、自分に意識を向け知識を深めたり高めたり。グリーンと同様、自分に栄養を与えるための休息の時間を意味します。
また、イエローの意味でもある「個人プレーもあり」という時です。「個」としての能力は、グリーンの周りの人たちと共にプレーすることで、その力量がわかるのです。
単に人と比べるというものではなく、自分を知るためのひとつの方法です。
イエロー・グリーンで「７」。
まとめると、「自然の中、草原の上でリラックスしながら、エネルギーチャージ。未来を輝かせるために想像力を膨らませ、じっくりと考える。それが次への再生を促すことに」というイメージですね。
そして、この地球上で生きる私たちにとって大切なメッセージとして、今一度、自然や環境についての意識を高めることも今年のカラーに込められていると思います。
豊かな自然の大地があるからこそ芽を出し、ひとつひとつを育んでいけます。
私たちは自然の中で生かしてもらっていることを今まで以上に心に留めて、新しい一年のスタートに臨みましょう。
イエロー・グリーンの一年。
緑の葉っぱの黄色いお花を飾って、このメッセージを思い出していただけると幸いです。
色の専門家 草木 裕子先生
アトリエfor me代表。三原色理論「RYBカラーリーディング®」を創始。全国でカラー関連の講座、講演会、研修などに従事する。また、オリジナルの万華鏡カラーセラピー、その他のカラーシステムでのカウンセリングで個人セッションを行う。
■アトリエfor me
https://forme-colour.jp/
草木裕子先生インタビューの模様がご覧になれます。こちらもぜひご覧ください。
ほーりーインタビューサイト「みずのたま」
https://mizunotama.net/kusaki/
