「読書の秋」にプロ・アクティブの自称本好きスタッフから、おすすめの本をご紹介します。
今の自分と「違う人生」「違う世界」「違う視点」に誘ってくれる本の世界。
秋の夜長、静かに本を開いてみるのもいいですね。
皆さまも、秋にふさわしいおすすめの本があったら、ぜひ教えてくださいね。
ガッツ(代表山口)のおすすめ本
なぜ「これ」は健康にいいのか?
~副交換神経が人生の質を決める~
小林弘幸(順天堂大学医学部教授)
〈サンマーク出版〉
『郷ひろみの若さは、副交感神経で説明できる』
『食事を抜いてもダイエットに成功しない理由』
『腸内環境が悪くなると、太りやすくなる』
・・・など、目からウロコの内容を、今まで語られてこなかった「自律神経」をキーワードに、医学的に解明しています。
脳ブームの次はこれ?人生の質の向上と「健幸」になりたい方の必読の書です。
スタッフ遠藤のおすすめ絵本
あさえとちいさいいもうと
筒井頼子/作 林明子/絵 〈福音館書店〉
プロ・アクティブ歴、早5年目を迎えた私。
以前は保育士をしていました。
保育士時代、子ども達にも人気だった絵本で、私も大好きな絵本をご紹介します。
お姉ちゃんが妹を思うやさしい気持ちと人を大切に思うからこその、ハラハラドキドキ感がある絵本です。
心の根っこに誰にでもある、やさしい気持ちを感じさせてくれる、とっても素敵な絵本です。
私も妹がいますが、久々に読んだら、妹と一緒にご飯を食べたくなりました。
スタッフ舟久保のおすすめ本
下町ロケット
池井戸潤〈小学館〉
東京都大田区の町工場の話ですが、とても面白くて一気に読んでしまいました。
社長と社員のやりとり、部署ごとの言い分は結構リアル感があるような。そして読んでいくうちに、私も佃製作所の一人になり、一緒になってドキドキ、イライラ、ハラハラ・・・。
最後は「やったあ!」と皆でハイタッチしている姿まで想像してしまいました。
一人一人が仕事に「プライド」を持った時、「誇り」を持った時、それは大企業に勝るとも劣らない、大きな力を持った会社になるんですね。
それぞれの役を全うしながら、皆で一丸となって1つの目的に挑戦していく様は、「仕事」というよりまるでスポーツの団体競技を思わせ、読書後はスッキリとしたいい気分にさせてくれます。
今年の直木賞受賞作、テレビドラマ化もされた話題本ですが、それも納得。「仕事」ということに対して忘れかけていた何かを思い出させてくれる一冊でもあります。ぜひ読んでみてくださいね!
スタッフ久保のおすすめマンガ
CAPETA(カペタ)
曽田 正人〈講談社コミックスデラックス〉
私の心のバイブル「CAPETAカペタ」。
これはF1レーサーへの道を突き進む若き天才ドライバーの活躍を描いた作品(マンガ)です。レース…?
興味がないと言われる方も多くいらっしゃるでしょうね。癒される、笑いがある。ホッと出来る。そんな読物ではないのですが、トップ一握りのアスリートの世界。ギリギリの中で、どんなに苦しくても、いつも光を見出すその強い意志に熱く心を打たれます。
読んでいる最中に心が持っていかれるというか、どうしようもなく入ってしまいます。実は私も若かりし頃、レースをしておりましたので、余計に入ってしまうのでしょうね
マンガというと敬遠される方もいると思いますが、こんな世界に一瞬でも浸りたい方は、ぜひ読んでみてください。
ちなみに原作者の曽田 正人さんは、2009年黒木メイサさん主演で公開した映画「昴―スバル」の原作者でもあります。