「シフト」

ほっとメッセージ

「シフト」

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

実はより自分らしく愉快に生きていける絶好のチャンスなのかもしれません。

梅雨は、1年の後半へシフトする節目の時節。寒暖差や湿気、雨続きの憂いなどで心身のバランスを崩しやすくなる季節です。くれぐれも大切な心身をご慈愛していただきたいと願います。

また、今は大きな時代の転換期にあり、価値観の転換や生活様式の変化、ITやAIといった新技術のスピードに追いつけず、自分の生き方や在り方も揺さぶられ、魂の不定愁訴や心身に不安を感じていらっしゃる方も多い気がしてなりません。

その大きなきっかけがここ3年のコロナ禍にあったと思います。目に見えないウイルスによる強いストレス。常態化したマスクによる慢性的な疲労と免疫力の低下。ソーシャルディスタンスや巣ごもりで人との繋がりが遮断されたことによる感情の共有・共感の欠乏など・・・。

本当にこの3年間は、いいも悪いもいろいろな意味で、私達の日常やこれからの生き方、在り方を身をもって考えさせられたターニングポイントになっていたのだと思います。
プラス思考で考えれば、大宇宙も自然界も混沌とした中で新たな秩序や生命が芽生え、それには新陳代謝が伴い、産みの苦しみや不安も同時に伴うものの、振り返れば、あの時のあれがあったから、今この幸せがある、今の生き方、在り方にシフト、成長できた・・・。
そういう風になっていければいいですね。

大きな変化と試練を経験することで、自分の魂やDNAに書き込まれた本来の天分、天性に目覚めたり、再発見、再認識して、実はより自分らしく愉快に生きていける絶好のチャンスなのかもしれません。
予測不能なこの令和の激動の時代で、昭和・平成を生きてきた体験と智慧に心の免疫力やさらなるレジリエンス(回復力、復元力、弾力)が加わり、それが新時代のチャンスを生み出すパワーになるのだと思います。

コロナ禍の巣ごもり中は、私もほとんど見てこなかったユーチューブを見るようになり、ある意味勉強になったり、気づかされたり、驚いたりすることがよくありました。

中でも、コロナ前からテレビの世界をいち早く卒業し、自らの知的探究心を生かして、歴史、文化、哲学、健康、生き方、自己啓発、ビジネスなど様々なジャンルの本を読みこなし、その内容を面白おかしく、わかりやすく身ぶり手ぶりで表現する大人気のユーチューバーで、お笑い芸人オリエンタルラジオの通称あっちゃんこと、中田敦彦さんの番組をよく観ていました。
3年前はチャンネル登録者数が120万人の人気教養番組「中田敦彦のユーチューブ大学」ですが、今では500万人を超えていて、テレビ局も真っ青になるほどの発信力があります。

その姿は、コロナ禍を乗り越え、自分の次なるステージへとシフト、昇華していくいいヒントになるかもしれません。

コロナの緊急事態宣言下、娘と二人でよくこの番組を観ていましたが、目からウロコの話や、わかりにくかった歴史の話をわかりやすく要約して伝えてくれるので、これは大人も子供も一緒に学べるなと感心させられました。あっちゃんから学び、気づき、感動を得た小中高校生が、憧れのユーチューバーの一人として彼のようになりたいと思うのも、時代の流れかとつくづく思います。

あっちゃんが、テレビの世界からユーチューブの世界へシフトして、コロナの追い風を一身に受けて大人気ユーチューバーになるまでのプロセスには、やはり彼なりの大変な苦労と努力、そしてやり続ける忍耐力と覚悟があったことはいうまでもありません。お笑いの世界の頂点でもあるダウンタウンの松本人志さんとバトルしながら、吉本からも卒業して、天性の知的探究力を磨き、天賦の才でもある、わかりにくいことや難しいことを笑いを交えてわかりやすく伝える能力を最大限に駆使して、「お笑い教養伝道師でありプロデューサー」というまったく新しいポジションを産み出し、その頂点(憧れ)になっていったその姿は、コロナ禍を乗り越え、自分の次なるステージへとシフト、昇華していくいいヒントになるかもしれません。

彼は「お笑い」の世界を、劇場やテレビという限られた世界から開かれたネットの世界に広げ、教養という真面目で難しい分野を、誰もが共感し楽しめる「お笑い」という形で昇華させ、人々の知的探究心、好奇心を面白おかしく揺さぶり、記憶に残る学習法、エンタテーメント的読書法を世に知らしめた知的イノベーターだと思います。やはり「お笑い」というエッセンスは、どんな分野でも上手く掛け合わせれば、キラーコンテンツになりますね。

エッセンシャルワーカーとして艱難辛苦を通じて新たな‟運贈業“へとシフト。

先日、私の友人で、4年前に会社を廃業して一念発起で小型宅配業を一からやり直し、一軒一軒心を込めて丁寧に配達しなから、お客様との繋がりや信用、笑顔やコミュニケーションを大切にし続けて、地域の一番業者になっていった社長とお会いしました。

彼は仲間の宅配業者に仕事をどんどん振り、共存共栄でいこうという理念を元に、地域やお客様が幸せになる運送業を目指そうとされていました。
そんな彼に、私は「社長のやっていることは、単なる物を運ぶ運送業ではなくて、関わるお客様や同業者仲間に幸運、喜びを届ける”運贈業“ではないですか。すぐに商標をとって、そういうセルフイメージを持って、仲間と一緒に仕事をし合ったらいいと思いますよ」と感じたことを伝えました。

それから1ヶ月もしないうちに、彼は商標を申請しつつ、‟運贈業“のいわれを記して「天命の仕事をしてみませんか」という漫画入りのわかりやすい求人チラシを作って私に見せてくれました。
そして、「ガッツさんのおかけで、新しい運送業の在り方や使命を見つけられました。お客様にスピーディーに正確に、心を込めて丁寧に大切なお荷物をお届けすることはもちろんのこと、その上にお客様の幸せ、喜び、健康、安心など有形無形のギフト(贈り物、幸運)を届けられそうです。本当に有難うございました!」と話してくれました。彼もまた、コロナ禍のエッセンシャルワーカーとしてその大変さを乗り越え、艱難辛苦を通じて新たな‟運贈業“へとシフトしています。きっと彼なら”成幸“すると思います。

そして私達も、アフターコロナの境目に、心新たに、お客様の身体、心、魂に寄り添い、健やかに幸せに、より自分らしく輝く日々を過ごしていただけるよう、心を通い合わせて共に健幸になっていく‟健幸通心販売”になれるように願晴って(がんばって)いきたいと思います。

大感謝

Guts

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