花・香・音

花・香・音

進化を続ける社会。でも、本当に私たちは豊かで幸せで、健康的?

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

11月3日は文化の日。

古来日本人は、日常の喧騒やストレスから本来の自分を取り戻すべく、花を活け、愛(め)で、茶を立て、嗜(たしな)み、香を焚き、嗅ぐことで、心身のバランスを整えていました。
それらが華道、茶道、香道などの独自の文化へと昇華していったのです。

そして、この日常の嗜みの背景には、春夏秋冬・朝夕の大自然が織りなす風の音、水の音、小鳥のさえずりや葉擦れの音などの絶妙なハーモニーが、無意識の内に奏でられていました。

なだらかな海の潮の満ち引きと心臓の鼓動のリズムは共に同調し、日の出と共に自律神経の交感神経が高まり、夕刻、月の出と共に、逆に副交感神経が高まっていく・・・。
人間の生命活動もまさしく大自然のリズムの営みで生かされている・・・。

この大自然のハーモニーに合わせたリズム感、バランス感で生きていると、常に自然治癒力や生体恒常性(ホメオスタシス)が正常に働き、気力、体力、知力などが活き活きと発揮され、愉快で幸せな人生が過ごせる。

この島国で山川草木(さんせんそうもく)に囲まれ、自然と一体となって暮らす中で、植物達の花々の色彩や佇まいからエネルギーをもらい、葉や茎からその生命の味わいや深みを茶として嗜み、それらを心身の健康法として習慣化し、さらに道、文化へと昇華、発展させていった先人の知恵には、本当に頭が下がるばかりです。

さて、そんな素敵な祖先に比べ、私達は毎日の人生を健康的に過ごしているのでしょうか?

数ヶ月前にNHKで2回に渡り「キラーストレス」という番組を放送していました。その字の如く、現代人は「殺人的なストレス」に日々侵されており、いつも副腎からはアドレナリンが出て、興奮、緊張状態の連続です。

本来、太古の昔、猛獣から身の危険を守るために、緊急な時に限り、アドレナリンという興奮を促すホルモンが出るように、私達の体は進化していきました。

ところが、時代の急速な変化と共に働き方や対人関係も変わり、競争は激化し、加えてスマホやゲームの普及などで、常に脳のスイッチがオンの状態で、いつもアドレナリンが出続けている。

猛獣はいないのに、誰もが強いストレスや不安を抱え、特に複雑な人間関係や情報が氾濫するネット社会、頭脳労働中心の職場環境では、日々「脳疲労」が極限に達している。

脳が疲労で誤作動を起こしやすくなると、神経伝達物質も過剰に出過ぎたりして、結局は糖尿病や高血圧などの生活習慣病などが深刻化するきっかけにもなっていく。

一瞬で生命が奪われていくクモ膜下出血や脳梗塞などの脳疾患とは、いつも隣り合わせの状態へと近づいていく・・・。

そう番組では警告していました。
さらに、脳に溜まりやすいといわれる食品添加物の毒素や携帯の有害電磁波などが加われば、不眠やウツ、認知症など、脳障害や精神疾患などが急増するのも無理はありません。

便利に進化を続ける社会。でも、ん~、本当に私たちは豊かで幸せで、健康的なんだろうか・・・?

急増する脳障害や精神疾患。
日本古来の文化・嗜(たしな)みの奥に、現代人の危機を救うヒントが。

昔はあまり聞かなかった脳障害、精神疾患などが急増しているのに、それを根本的かつ早急に解決・改善できる具体的な方法が見当たらないのが、今の辛い現状なんだと思います。

肉体労働の時代が長かったので、肉体疲労や筋肉痛をよくするサプリメントや薬、健康グッズなどは星の数ほどありますが、脳疲労や心的トラブルを改善・解消し、心身のバランスを速やかに無理なく整えてくれる良いものにはなかなか出会うことができません。

時代の変化に具体的な処方箋が追いついていないのだと思います。

実はずっと以前から、私はこの現代病である脳疲労、心的障害などを安全に即効的に改善・解消できるものは、冒頭でお話しさせていただいた、華道、茶道、香道、そしてそれらを空間的に下支えする自然の音や光などのハーモニーの中にヒントがあると思っていました。

高ぶり続けた交感神経を花を活けることで落ち着かせ、花や木の細胞に貯えられた100%ピュアで神秘に満ちた植物生体水の香りを嗜むことで、脳に溜まった疲労物質を融かし、精神的な緊張を解きほぐしていく。

さらに脳の血液が過緊張で偏り、酸欠状態になっているのを、大自然の様々な音色の奥にある全ての音に共通した波長で刺激し、解放させて正常な血流に戻し、本来あるべき機能、神経状態を速やかに取り戻していく・・・。

花を活け、愛で、香を焚く。そこに心を開く自然な音の響きが木霊する・・・。

日本の先人達が心身を整えバランスを取りながら、幸せで心地いい毎日を活き活きと過ごしていたような心身健康法を現代的なやり方で再現するとしたら・・・、それは、大自然に満ちあふれている水や音、香りや色、形や光といったものを生かし、融合させながら、最先端の技術と科学的裏付けを元に、今までなかった画期的な心身にいい商品をつくり上げること。

大自然のハーモニーと最先端の技術で先人の心身健康法を現代に再現。

そう思い続けていたら、まるでパズルのように、現実がつながっていきました。

ひとつは、植物の酵素や細胞、DNAが全く壊れない100%真空状態で低温抽出した100%ピュアなレモングラスの生体水。(この抽出技術は従来のアロマとは次元が全く異なります)

これを3ヶ月間1日2時間嗅き続けるだけで、明らかに認知症が改善されることが報告されました。

先月よりご紹介させていただいている、秋田県美郷町にしか咲かないホワイトラベンダー『美郷雪華天然アロマミスト』も、真空低温抽出の生体水だから、リラックス効果や、受験、仕事の集中などの効果に期待できます。

もうひとつは、大自然の一部である人間の脳が、同じく大自然の中で共通して奏でられている音の自然波長と同調する528Hzの周波数を活かし、見事なハーモニーで楽曲に仕上げたCDアルバム。その音楽を聴いているだけで、20年来の不眠症がみるみる改善するという画期的な音の処方箋です。

ちなみに、飼い主さんが留守で寂しくて鳴き叫んでいるワンちゃんがこの音を聴くと、数分で鳴き止み、スースーと寝入るようになります。実はワンちゃん達、人間以上に心身のバランスを崩しているのも事実なんです。

さてここまで、新たな使命として出会っている音や香りのほんのさわりだけご紹介しましたが、今後はより深く、具体的なご紹介を少しずつさせていただこうと思っています。

今月は勤労感謝の月。
1日も早く脳疲労から解放されるものづくりに私達も勤しみます。

心身ストレスの多い毎日ですが、一緒に願晴(がんば)って行(生)きましょう!

合掌

Guts

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