『目が点』。ゆの里・有機水耕栽培の野菜、果実。
こんにちは、春本番。
桜の花の“生命の躍動と鮮やかさ”に酔いしれる季節、お元気でいらっしゃいますか?
少し前に、プロ・アクティブの人気のお米『元氣米』や、米の健康食品『玄米ギャバ』を作って頂いている長田竜太さんと一緒に『月のしずく』が涌き出る「ゆの里」温泉に行ってきました。
長田さんはお米に対する深い愛情と洞察力によって、“お米そのものの価値”を見出し、食としての“米”だけではなく、米ぬかから「キヌカ」という安心して使える天然塗料を開発し、全国の自然住宅をつくる工務店さんに指示されている「農の企業家」であったり、お米の素晴らしさや農の本来あるべき姿をあちこちで講演し、本も書かれている、農業の世界ではかなり有名な“米の伝道士”でもあります。
もちろん、お米づくりも天下一品。
その見識とこだわりは見事です。
何が本当で、どれが本物かを見分ける嗅覚は自然の中でもまれ、自然と日々対話しているだけあって、本当に素晴らしいものがあります。
そんな長田さんが、「ゆの里」のお湯につかって、30分はピクリともせずに、そのお水の柔らかさやキメの細かさ、そしてのぼせず、湯あたりもしない、まるで“羊水”につかっているような心地良さを体感された時に、「水が生き物にとってどれだけ大切かが改めて分かった。」と感激されていました。
実は、お湯につかる前に、私たちは「ゆの里」の重岡社長や重岡専務が、絶対に不可能とされていた“有機の水耕栽培”をたった1年で成功されていた現象を見せて頂きました。
そこで見たものはまさに“目が点”になることばかり。
世の中のほとんどの水耕栽培はその対極になりますが、ハウスの中に菌が繁殖すると水が腐り、害虫が発生するために、中に入る前に手は徹底的にアルコールで消毒、そして全身をエア消毒してから入ります。
もちろん、口にはマスクをして白い帽子もかぶります。
そして、栽培には化学的に精製抽出された無機の肥料を水に入れて均一に育てていきます。
“安全”を第一に考え、きれいに整然と育つことがポイントになります。
味よりも見栄え、活きの良さよりも安全が優先され、自然と融合して作られた作物というよりも、工場生産で作られた商品という方がしっくりするような感じです。
もし理想が叶うなら、 「ゆの里」の野菜や果実が毎日食べたい・・・
本当にタイミングがいい事に、くしくもそうやってミニトマトを製造されている水耕栽培の現場の映像が、長田さんと温泉に浸かって裸で一服している最中にTVで放映されていました。
全く素人のパートタイマーの女性が、徹底したマニュアルや工程管理に基づいて仕事をしている映像を見て、あ~これが現実なんだとつくづく思いました。
長田さんも同じ“農”を営むものとして違った意味で感慨深げでした。
もちろん、こうやって作って頂いている野菜や果物の恩恵を、外食やお惣菜、家で使う食材に使わせて頂いているのも、まぎれもない事実。
感謝こそすれ、“安全”を保証するために一生懸命作って下さっているのですから・・・、“?”を持たれるものでは全くありません。
ただ、もし理想が叶うなら、「ゆの里」で見た“目が点”になるような野菜や果実が毎日食べられればどれだけ嬉しいことか・・・。
それは透き通るような青々した葉っぱ。
水の中で太く細々と枝分かれして、白く透明な光を放ちながらあんふれんばかりに広がっている根。
そして、鮮やかで大きく、実がしっかりとつまっていて、食べるとその深みのあるなんともいえないジューシーな甘さに思わず笑みがこぼれてしまうエネルギッシュな果実。
昨年は1本の幹から60個もの美味しいメロンができ、つたにあふれんばかりにからまった、常識では考えられないような数のカボチャもできていました。
その場でバジルを食べるといつも食べているあの苦々しさがなく、本当に食べやすく、これが本来のバジルの味なんだと嬉しい悲鳴をあげてしまいます。
本来の力を100%発揮して活き活きとしたエネルギーを。
植物って本当に正直ですね。
生きる上で真にストレスがなく、自然に伸び伸びとした環境条件を作ってあげるだけで、本来の力を100%に近い形で発揮して、これだけの生命力や生育力や、そして活き活きとしたエネルギーや風合いを持つようになるんですね。
(これって“人間”にもあてはまるような気がしてなりません。)
それを、「ゆの里」では『月のしずく』をベースにした水だけでやってしまうから、長田さんも本当にビックリ!本来なら水の中に有機肥料が入ると水が腐ってしまうのに、この水の中ではそれが起こらない。
まさに活きているものを酸化させるのと反対に還元、蘇生する方に向かわせる力だからできてしまうのですね。
本当に不思議な水です。
毎日少しずつでも、人の体にこの水が入ることによって、様々な健康や美容面で“えっ”と思うような素晴らしいことが起こり、これまで口コミによって広がってきたのも、この植物の成長を見てしまえば納得ができるから不思議です。
長田さんも早速、お米の種を一ヶ月発芽させ、いい苗作りをする頃にこの水を使ってみるそうで、「ゆの里」さんとのいいコラボレーションも生まれてきました。
本当に楽しみですね。
今まで非常識だと思っていたことが、どんどん常識になっていく新たな時代の到来。
私たちも既成の枠にとらわれず、自分の持っている才能・個性、そして使命を100%生かして伸び伸びと、活々きと生きたいものですね。
生きるものの可能性を気づかせてくれた「ゆの里」さん、ありがとう。
合掌
Guts