古いけれど、新しくて格好いいもの。
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか?
冬から春へ“チェンジ”する。心が高まる嬉しい季節の到来ですね。
実は我が家では毎朝、誰かが学校や仕事に出かける時に、一つの儀式のようなことをやって送り出すことがあります。何だか分かりますか?
今日も無事、平穏に元気に過ごして帰ってきて欲しいという願いを込めて行いますが、ほんの数秒で終了します。
さて、何でしょう?
ヒントです。 “○○石。”ハッ?(笑)
正解は“火打石”です。
エッ?何と原始的? と思われたかも知れませんが、これが一度やり出したら止められなくなりました。
おまじないと言ってしまえばそれまでですが、私には、それがとても「古いけれど新しくて格好いいもの」に感じています。
そういえば我々日本の先人達はどうしてそんなことが分かったの?と思えるような、目には見えないけれど大切なことを、直感的に経験の中で養い、その重要性を習慣や伝統にしながら、子々孫々伝えてきました。
そんなことはもちろん殆ど考えたこともない高校生の娘も、この火打石の「カン!カン!」たたく音が大好きです。
その音で心が目覚め、火の飛び散りに全身のスイッチが入ると同時に、何かが清められ、リセットし、スッキリとした気分で学校に行かれているのだと思います。
毎朝、私が火打石をたたいてやることで、何とも言えない安心と充足を感じているのかもしれません。
ほんの数秒の儀式ではありますが、そこには親子の無言の大切なメッセージも込められています。
朝の静けさの中、そのかん高い火打石の音で、一瞬にしてその場の“空気”が浄化され、その“空気感”が今日一日その人を見えないベールで包み、守ってくれる・・・・。
たかが火打石ではありますが、何だかとても心が落ち着き、晴やかになります。 本当に不思議です。
そういえば最近、同じようなことをされている人を発見しました。
その方は、重岡昌吾さん。
プロ・アクティブの中心的商品の一つ、生命(いのち)を活かすお水「月のしずく」の販売元である、㈱シゲオカの専務さんです(以下、重岡専務)。
重岡専務はまだ40代前半でお若い方ですが、「月のしずく」というとても素晴らしいお水を大切に守り育んで来られました。
恐らく、誰も知らないようなお水の魅力や事実を、日本で一番よく知っておられる方だと思います。
その博識には、水を研究されている識者の方々も一目置かれています。
『水の動き』が大切に守られ、 汚れないよう、十分な働きができるように。
お水は全てのものを溶かし、融合させ、運び、流し、浄化し、そして繋ぎ、活かすなど、様々な働きがあります。
そして様々な情報やエネルギーを取り込んで、必要なところに届ける働きもあります。
ですから、そのお水がどれだけ純粋で、その働きを100%発揮できるかは、飲んだり、使われる人の健康や美容などにとても影響を与えます。
そんな水の本質をわきまえている重岡専務だからこそ、お水の仕事に携わる大切な節目節目には、火打石をたたいて“水の働き”が大切に守られ、汚れのないよう、充分な働きができるようにとの想いで、この数秒の儀式をされておられます。
そしてご自身のみならず、スタッフの方々にもその大切さを説かれ、節目節目で同じようなことをさせておられる。
もうその想いと行為だけで、充分このお水が喜んで、水に触れ、飲まれる方々の心身を活かし、浄化し、元気を届けようとしてくれるのが分かります。
もちろん、「月のしずく」には、お水の研究者や医療に携わる方々をとりこにしてしまう程の素晴らしさがあるのですが、このお水を大切にされている姿勢やその想いが、火打石を打つことによって、「月のしずく」の隠れた安心や信頼、そして驚くような心身の様々な良い結果をもたらしている、何らかの一因にもなっているのだと思います。
そして、この火打石一つで、社員の礼儀作法や物事を真剣に取り組もうとする心がまえを教えることにもつながっていると思います。
古い知恵と現代の技術の融合で、 新しい仕組みが生まれる時代の幕開け。
たかが火打石、されど火打石。
そこには失われつつある日本人の大切な何かが集約されているような気がします。
“古いけれど新しくて格好いいもの”が見直され、現代の知恵と技術が融合し、全く新しい物や仕組みが生み出されていく時代の幕開けかもしれません。
不況かもしれませんが、ピンチこそチャンス。
明日から火打石を家でも会社でも、一緒にカンカン鳴らしてみませんか?
きっと毎日が新鮮になり、空気が変わってくる・・・。
オバマさんじゃありませんが“火打石”一つで“チェンジ”が早まるかもしれませんね。
先人に感謝!
Guts