連載4
「大運」
人生の転機(ターニングポイント)を知ろう!
「大運」とは、四柱推命で生年月日から算出される、10年ごとに巡る、人それぞれのテーマです。
大運を通して人生の重要な転機、運勢の流れ、勢いを観ることができるため、より良い人生設計を立てるヒントになります。
例えば、あの頃は友達多かったな〜とか、最近はなんだかお金に関する出来事が多いな〜、この時期はトラブルが多かったな~など、10年ごとに巡ってくるエネルギーを皆さんどこかで感じているはず。その何となく感じているエネルギーを明確に知ることができます。
大運を知ることは、人生における季節や天気を知って生きること。
晴ればかりではなく、雨の季節やタイミングを知って準備しようというのが推命の考え方です。
例えば雨が続いた時に、雨を晴れにしてしまおう!ではなく、晴れは晴れなりに、雨は雨として、天地のエネルギーと上手く調和して生きていくことで、多くの人は幸せを感じやすくなります
10年ごとのデータ
四柱推命では10年毎に比劫・食傷・財・官・印という五つの星がそれぞれのタイミングで巡ってきます。
それぞれの誕生日の五行から見るテーマは下記のようになります。
● 比肩・劫財の時期→友人関係や人脈、人材教育など、人との関わり
● 食神・傷官の時期→自己表現、output、コミュニケーション
● 正財・偏財の時期→仕事・遊び・行動、男性の婚期
● 正官・偏官の時期→組織や管理、プレッシャー、女性の婚期
● 正印・偏印の時期→inputや経験、勉強
上記のテーマはとても大雑把で一般的なものですので、個々にどのような意味を持つのかはそれぞれの命式によっても変わってきます。ご自身にいつどんな星が巡るのかを簡単に知りたい方は、四柱推命運命式精密版からご覧になれます。