あいのまんま 01

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重岡愛(しげおかあい)のゆの里だより

「月のしずく」が湧き出る『ゆの里』の隣には、遠方からお風呂に入りにいらっしゃる方のための宿泊施設「このの」があります。その「このの」の女将が重岡愛さん。「お水の番人」重岡昌吾さんの奥様です。愛さんはご自身のアトピーの湯治のため、兵庫県から『ゆの里』に通っていたのですが、運命って不思議。お客さまだった愛さんは、今は『ゆの里』に嫁ぎ、お客さまをお迎えする立場になっています。この度待望の赤ちゃんを授かり、とうとうママになった愛さん。
自分らしく、愛のまま育てたいという育児のことから日々のゆの里の様子など、愛さんからの「ゆの里だより」、今月から連載スタートです。

新年が明け、早くも1週間が過ぎました。皆様はどんな2011年をお迎えになられましたか?
私は結婚して10年、お正月は毎年、ゆの里「このの」のお客様と過ごしていましたが、今年は1月末に控えた出産のため、実家で久しぶりに新年を迎えました。

2011年は私にとって特別な年になりそうです。
10年の間、私達にとって一番良いタイミングで、神様は赤ちゃんを授けてくださると信じていました。
自分の中にもう1つの命が芽生えていると知った時、正直嬉しいという思いより、実感がわかず不思議な気持ちでした。
そしてまわりの人の喜ぶ顔がだんだん浮かび、嬉しいという気持ちがわいてきました。

妊娠がわかった日から、私が毎日心穏やかにハッピーでいる事こそが、一番の胎教と信じ、行きたい所に行き、会いたい人に会い、食べたい物を食べ、本能のままに過ごしてきました。
もうすぐママ。不思議と出産や育児に対する不安は全くありません。

何とかなると、なぜか妙に落ち着いています。
「ただ愛をそそぐ」これだけが私に出来る事。
育児をされている方には、育児はそんなに甘くないと怒られてしまいそうですが、何もかも初めての事なのだし、子供と一緒に日々成長していけばいいよね、と今はワクワクしています。
2011年の私のテーマは「本能のままに自分らしく生きる」
です。
新しい命と向き合いながら、自分らしさを忘れず育児やお仕事が出来るといいなと思っています。

これから一年、よろしくお願いいたします。

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