私たちを目覚めさせる「ドリームスペル」と「13の月の暦」

私たちを目覚めさせる「ドリームスペル」と「13の月の暦」

こよみ屋の時間って何だろう?その7

私たちを目覚めさせる「ドリームスペル」と「13の月の暦」


このコラムで初めて知ったという方が多いと思う「13の月の暦」ですが、今回はいつ、どのように誕生したのかというお話です。

「13の月の暦」は、マヤ暦の時間の知恵を基に1990年にアメリカ人のホゼ&ロイディーンによって創られました。
ですからほんの25年前に出来た全く新しい暦なんですね。

ホゼ・アグエイアス博士は14才の時、メキシコにあるテオティワカンの遺跡で啓示を受け、マヤに感心を持ちました。
後に大学教授となった博士は1970年、最初の「アース・デイ」を創設したメンバーのひとりでもあります。

生涯をかけたマヤ暦の研究は、1987年に出版した「マヤン・ファクター」にまとめ上げられました。
この本が話題となり、2012年の冬至にマヤ暦の約五千年周期の節目がやって来ることが世間で知られるようになったと言われています。

1989年、夫妻はスイスの時間博物館を訪れました。
古風な初期の時計からセシウム時計まで、人類が作ってきた時計の展示を見終わった時、ホゼ博士は「世界は人工の時間を生きている!」ということに気がつきました。
12か月、12時間、60分、60秒という12と60で計る時間のことです。

翌年、マヤの13と20のサイクルに自然時間の周波数があることを確信した博士は、マヤの四次元の時間を証明するキット「ドリームスペル」を創り上げました。

その中に「13の月の暦」が入っていました。

博士はドリームスペルの中でこう言っています。

「それはすべての人にとっての知識です。
現在の世界状況で、これまで隠され、知られていなかった真実に橋を架ける知識です。
このような真実は、地球上の人々の共通言語として分かち合うべきものです。」

1991年に1万個が制作されたドリームスペルキットは銀河の贈り物として世界中に配布されました。
90年代、夫妻は「13の月の暦に替える平和運動」という名の下に世界50カ国に時間のメッセージを伝えて廻りました。

ちなみにドリームスペル日本版も銀河の贈り物として配布中です。
すでに両人とも他界されていますが、お二人の暦による平和のヴィジョンや志は、その後も脈々と世界中に引き継がれ、「13の月の暦」は現在90カ国以上で普及しています。
(「13の月の暦」は、こよみ屋HPよりお求めいただけます。http://www.koyomiya.com

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