こよみ屋の時間って何だろう?その2
カレンダーで健康になれる!?
28日周期の暦で、体のリズムを調える。
前号で、西暦のカレンダーと時計の時間によって、私たち人類は人工的(不自然)な時間を生きるようになってしまったのではないか。というお話をしました。
さあ、今回から「13の月の暦」の具体的なお話です。「13の月の暦」には、「体のリズム」と「心のリズム」を調える2つの暦があります。
私たちが健康であるためには、心身共に調和がとれていることが大切です。
健康の第一歩、「体のリズム」を調えるカレンダーとは?
それは「1年が13か月のカレンダー」です。
ひと月は28日、それが13か月で1年です。28日×13か月=364日で、一年の最後にプラス1日「時間をはずした日」があります。
西暦のように毎月の日にちがガタガタではなく、毎月規則正しい28日周期のカレンダーが体のリズムを調えてくれます。
なぜそう言えるのでしょう?
女性の生理周期の平均が28日、肌の生まれ変わる周期も28日、と言われているように、私たちの体の中にはもともと28日のリズムがあるのです。
「13か月のカレンダー」で28日周期を意識することで、不順だった生理周期がぴったり28日になったという女性の報告が後を絶たないのは、カレンダーで健康になれるというひとつの証です。
さらにカレンダーの起源である月の周期に注目してみましょう。
月が地球のまわりを1周する公転周期は27・32日。
月の満ち欠けの周期は29・53日。
この2つの周期の平均は28日に一番近くなります。
28日周期のカレンダーを使うと宇宙のリズムとも調和してくると言えるのではないでしょうか。
「28日周期って、面白いかも」と感じた方は、ぜひ試しに使ってみてください。
カレンダーで健康になれるかどうか?
それを知るには、あなたが使ってみて、体験して、感じてみるしか方法はありません。
一日数秒あればできる健康法は、あなたの体とあなたの時間をきっと変化させることでしょう。