「月のしずく」
暑中お見舞い申し上げます。
「濁乱濁世に苦しみが広がる時に、この地から水金(みずがね)を湧かすべし」
暑さゆえに体の水のネットワークに乱れが生じ、その影響で免疫システムがおかしくなる・・・夏バテ、夏カゼ、熱中症などもそれが原因になっています。体の90%以上を占めている水の情報の共振・伝幡が細胞内の正常な免疫システムのスイッチを押すのだとしたら、そのスイッチをいいリズム(振動)で押し続けられるいいお水を、マメに摂り続けられるかどうかがとても大切になりますね。
そしてその最たるお水が、先月7月7日に発売から30周年を迎えた『月のしずく』です。
よくぞ誕生してくれたものだとつくづく思います。
遥か1200年前、空海が神野々(このの)の地に立ち、「後の世に濁乱濁世になって人々の身心が病み、苦しみが広がる時に、この地から水金(みずがね)を湧かすべし」という遺言のようなものを残していました。
そんなことはまったく知らずに、「私は、神野々の地で温泉を掘って地域の人々に健康になってもらいたい」と、その狂気とも思える夢をかかげて、私財を投じて温泉を掘り当てたのが、今や世界的な水の研究者であり、最も水のことを探究・伝導されている「ゆの里」の重岡昌吾社長のお母様である故重岡壽美子会長でした。
温泉事業を手がけて半年後に最愛のご主人を亡くされ、自分の我がままのために心労をかけたからだと、自責の念に激しく追い込まれていた時、ある一人の修験者が当時の壽美子社長に告げた言葉がありました。
「社長、今は本当にお辛いと思いますが、あと5年もすればこの温泉には全国津々浦々から人がお水を求めてやって来ますので、決して諦めずに頑張ってください。あなたは弘法大師のご母堂様の御霊の生まれ変わりでいらっしゃいますので・・・」。
その一言で一念発起した壽美子会長はその1年後に、まさに空海の遺言の如く地下1187mから太古の化石水とも言われる「銀水」を掘り出し、その前に湧き出ていた無菌の地下水「金水」と合わせ、“真のブレンド水”として、様々な尊いご縁の元、産み育てていきました。
1991年のことでした。
今でこそ当たり前のように飲んでいる「金水」「銀水」のブレンドミネラルウォーター『月のしずく』が誕生するまでには、それからさらに4年の熟成期間を要することになります。
当初は高野山の麗ということもあり、空海を慕う関西・中四国のお遍路の方々から「御大師さんの云われの高い有難いお水が神野々の温泉から湧いている。お湯に浸かって、そのお水を身体の不調、不具合のあるところにスプレーしたら御利益をいただけるから、一度行ってお水を譲ってもらったらいいよ」とゆの里が知られ出し、そんなお遍路さんのネットワークを通じて銀水のスプレー(『神秘の水 夢』)が口コミでどんどん一人歩きしていきました。
たくさんのミネラル成分を摂るという価値観(成分説)から、
水の情報ネットワークを正しい循環・調和に導く価値観(水導説)へ。
そうした中で、信じられないような体験が次々と生まれていきました。
口に極少量含んだり、目、肌、手足などの気になる所に気になるタイミングで1日何回かスプレーしていただけなのに、血糖や血圧、目や肌の疲れや荒れ、手足の傷などが短期間で元に戻っていく・・・。それは、信じる力と感謝、おかげ様という素直な心がお水と共振し合った結果と言えるのかもしれません。ただ水を1日1~2L飲まないと体調維持はできないという一般的な水の常識論とはまったく逆をいくものでした。
それを裏付けるかのように、権威ある有名大学の研究者が悪性腫瘍細胞を銀水のある環境下に置き続けた結果、2~4週間ですべてが萎縮し、アポトーシス(自滅化)を起こしていくことが発見されました。途中で中断してもまたそこからリスタートすれば、同様の結果が生じるということまで臨床することができました。
少しの量でも途切れさせず継続させていくことで結果に繋がるという裏付けや実体験の積み重ねが、量よりも継続してマメに飲むという『月のしずく』の現在の飲み方に継がっていきました。
水を多く飲むことで水に含まれているたくさんのミネラル成分を摂るという価値観(成分説)から、お水の持つ情報・振動・エネルギーを細胞1つ1つに響かせ、そのリズム(周波数)を整え、細胞の内外のお水の情報ネットワーク(回路)を正しい循環・調和に導く(水導説)ために、少しずつでも継続、安定していいお水をマメに摂取するというまったく新しい価値観への転換を、知らず知らずに日常の習慣で起こしてくれているお水が『月のしずく』でもあります。
身体の免疫や代謝のネットワークをいつも整え、カスタマイズ、バージョンアップ、メンテテンスするスイッチを押し続けてくれるお水が『月のしずく』なのだと思います。
時空を超えた空海の願いと壽美子会長の夢。30年という歴史の中で実現、昇華しています。
それまでの水の常識を打ち破ることになっていく『月のしずく』は、平成7年7月7日の7づくしの七夕に誕生しました。
波立つものを落ちつかせるような静かな湖面の如く、すべてを受容し整えてくれる母なる大地の様なエネルギー・情報を持つ浄化的な働きの金水。30億年前の太古の生命体を育み、その記憶を持つ生命の軸や核のような父なる意志、天のようなエネルギー・情報を持つ解毒的な働きの銀水。
まるで織姫と彦星のようなこの2つのお水の結婚(ブレンド)によって、30年前の七夕に誕生した『月のしずく』は、まさに時空を超えた空海の願いと壽美子会長の夢を、30年という歴史の中で有形無形に実現、昇華しています。
お水の価値観やその良さに魅せられて、三世代に渡って愛飲され続けていらっしゃるお客様が数多く存在し、そのご家族の健幸的な日々や人生に欠くことのできないお水になっている事実。また、運命的な出会いで、お水の概念、考え方をコペルニクス的に新しい科学として打ち立てられたアクアフォトミクスの創設者、ツェンコヴァ・ルミアナ博士の出現は、生命、医療、農業、食品、工業などの様々な分野で、その根本でもある水と光を統合しながら、アクアフォトミクスを実用に役立て、大きなイノベーションを起こすうねりを世界中に波紋の様に広げています。
ツェンコヴァ・ルミアナ博士
空海や亡き壽美子会長も、その喜びと感動のお水の波紋を笑顔で見守り、今も有形無形に支えてくれているのだと思います。
『月のしずく』30周年を機に、それら先人の想い、歴史、物語に感謝しつつ、お水を通じて日本いや世界中の方々が健幸的で活々とできる未来を新たに創っていければと思います。
今までも、これからも、『月のしずく』に感謝、合掌です。
深謝
Guts