成長の変遷は、いいご縁の循環とそれらが運んでくる種、芽、果実の賜物。
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?
仕事、家事、育児など毎日が働きづめで忙しく、あっという間に今年も11月。
今月は勤労感謝の日もあり、1年に1度はお互いの労をねぎらい、その働き、支え合いを、夫婦、家族、社員同士などで感謝し合いたいものですね。
おかげ様で私達の会社も、来年で起業から30周年を迎えることになります。本当に有難いことです。様々な商品や取引先、お客様との出会いがあり別れもあり、また、いいことも辛いことも、山も谷もいろいろあって今日という日があります。
その30年間の前半は、今でこそ有名になったトップアスリートご用達の「ファイテン」をゼロから広め、走り回った第1ステージの時代でした。
後半は、自然の持つ偉大なる力や恩恵、心地良さを、まるで作品のように商品化した『月のしずく(水)』『TAKEFU(竹)』『ピュアシナジー(植物)』『波動スピーカー(音)』『ドッグスタンス(鹿肉)』を第2の起業として深め広めてきました。
これが第2ステージとなり、今はその第1、第2ステージの地層の上に新たな種をまき、芽を育て、素晴らしい果実を育てる第3ステージに入ったところです。
そうした歴史と様々な出会いや経験の中、私達なりの使命と役割で生かされながら、社会に役立ち、喜ばれる仕事をさせていただいているから、何とか30年近くも事業を続けさせていただけているのだと思います。
私達の会社の成長の変遷は、まさしくいいご縁の循環とそれらが運んでくる種、芽、果実の賜物でしかありません。
実はこれらを絶妙に言い当てている言葉に先日出会いました。
「縁尋機妙 多逢聖因(えんじんきみょう たほうしょういん)」という言葉で、昭和の歴代総理のご指南役だった故安岡正篤先生の言葉です。縁尋機妙とは「良い縁が更に良い縁を尋ねて発展していく有様は、真に妙(たえ)なるものがある」。多逢聖因とは「いい人に交わっていると良い結果に恵まれる」。だからできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい情報などに出会うことを考えなければならない、と先生は仰っていました。
まさに金言、本当にその通りだとつくづく思います。
知らず知らずに欲が出過ぎたり、我が出たり、計算高くなったりすると、これとは逆のスパイラルにはまり、何をやっても上手くいかなくなる・・・結局は京セラの創業者の稲盛和夫さんのいう「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉に尽きるのだと思いますが、この言葉も、会社の創業期に兄のように慕っていたファイテン(株)の平田好宏社長に教えていただいた言葉だったと思います。
左/代表 山口
右/ファイテン(株) 平田好宏社長
「面白いやんか。いいもの作ろうや」。
上手くいく時はこんな感じでことが運ばれていくんですね。
実は先日、そんな平田社長と久方ぶりにじっくり話す機会がありました。
「山ちゃん、久しぶりやなぁ~。また一緒にファイテンを広めてよ。いい結果が出せる商品が山ちゃんの会社のオリジナルで何でも作れるから、どんどん提案してや。ここ5~6年ファイテンもしんどい時期があったんやけど、今またU字回復してるんや。現場が活気だすと、開発メンバーも活気づく。稲盛さんの京セラの創業期と同じような空気感、一体感がファイテンの研究開発チームにあるから、これからのファイテンは面白くなるで。何かまた一緒にやろう」。
久しぶりに平田節を熱く語られ、いろいろあって疎遠になった時期があったにも関わらず、ラブコールまでしていただける関係が繋がっているのは本当に有難いことだとつくづく思いました。
「平田社長、ありがとうございます。ここ数年のファイテンの進化には本当に感動しました。私達のお客様の中でもイタイツライに苦しんでおられる方が多くいらっしゃるので、またファイテンの“これ”という商品を広めさせていただきたいと思います。それに『ドッグスタンス』という鹿肉のドッグフードを広め出してから、愛犬家のお客様が多勢いらっしゃるので、ペット関係の商品のオリジナルで作らせてもらえないでしょうか?」と私がお願いすると、
「へぇー。鹿肉のドッグフード、面白いやんか。もちろん協力するし、いいもの作ろうや。近いうちに作戦会議しようや」と、上手くいく時はこんな感じでことが運ばれていくんですね。
驚きの縁尋奇妙のサイクルが回り始めて。
ちなみに、平田社長と別れたその夜は、西荻動物病院の院長で、動物と人間の代替医療を交流・統合されている比較統合医療学会の安川明男代表理事との会食でした。
安川先生には、人間でも動物でも、深刻な疾患や症状に素晴らしい結果を生み出し続けていると聞く究極の発酵食品「青パパイヤ酵素(商品名・バイオノーマライザー)」の臨床をお願いすることになっていました。
「安川先生、実は青パパイヤ酵素は30年前からとても関心があったのですが、当時はファイテンをやっていたので販売できなかったんです」と先生に説明している最中、「何?山口社長はファイテンやってたの?私はずっと前からファイテンの大ファンで、ファイテンのバスタオルは獣医仲間に40~50枚は配っていますよ。あのバスタオルで、どれだけのワンちゃんの術後回復と情緒安定、免疫力向上に役立ったことか・・・」と先生が喜々として話し出されました。
「えっ、まさか先生がファイテンの大ファンだとは!実はさっき、そのファイテンの平田社長とお会いし、イタイ、ツライ、しんどいワンちゃんを救うためのプロ・アクティブオリジナルのファイテン商品を作ってもらえるお墨付きをいただいてきた帰り道なんです」。
すると安川先生が、「いや~、話ができすぎてビックリですけど、クリニックで使いたいものやワンちゃん達にすぐ試したいものなど、いろいろな商品アイデアがありますので、ぜひ一緒にやらせてください」。
という具合に、驚きの縁尋機妙のサイクルが回り始めました。
だから仕事は面白い、楽しい!
実は安川先生は『月のしずく』も大ファンで、重岡社長とも気が合われていますので、近々先生の懇意にしている医師や大学教授の先生方を「ゆの里」へお連れし、『月のしずく』の様々な効用による凄い結果の医学的な裏付けや臨床が始まろうとしています。
まさに多逢聖因。こうやって、私達の第3ステージの扉が開き出しています。
いい仕事、いい人との出会いで、人も会社も磨かれていくとしたら、そのご縁とご恩に感謝し、お互いの勤労を労い、助け合い、喜びと苦労を共有し合いたいものですね。
はた(端)を楽にするから「働く」。
毎日のあなた様の家事、育児、仕事の働くに合掌。
Guts