人の手と自然の力を最大限に融合させながらつくる大和のお茶。
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?
寒さが身に沁みますが、風邪などひいていらっしゃいませんか?
ちなみに私は、今、あるものをフーフーしながら飲み、心身共にポカポカになって、気(エネルギー)がいい感じにみなぎりながらこの原稿を書いています。
さて、そのあるものとは、お茶。えっ、なんだお茶?と思われるかもしれませんが、エネルギー、薬効、物語、想い、使命など、ある人が作った特別なお茶には人生を元気に豊かに幸せにする栄養がいっぱい含まれています。
そのある人とは・・・伊川健一(いかわけんいち)さん。
通称「健ちゃん」の名前で、奈良県やお茶の業界で今や知る人ぞ知る唯一無二の人。きっとここ1~2年で日本、いや世界でも知られる人になると思います。
36歳という若き農業者にも関わらず、奈良の地元の一家言ある大長老の方々が「健ちゃんに、私達の伝承してきた知恵やノウハウ、それと茶畑そのものを託したい・・・」と言って、彼のもとには先人の有形無形の知的財産やノウハウ、人脈や茶園などがいっぱい集まってくるから本当に凄い!
彼と話していると、茶の祖神が彼に乗り移ったかのような何かを感じます。
茶という植物をもう一度見直し、その栽培方法から、葉・茎・根・実・花などに至る一物全体の中で、茶の薬効、機能、良さなどをどうやって生かせば現代の老若男女を癒し、元気に、快活にすることができるのか?
そんなことをずっと考えながら、通常ではあり得ない「自然栽培」でお茶を生産しているから本当に頭が下がります。
自然栽培とは、農薬も肥料も全く与えず、その土地のエネルギー、栄養、微生物など自然の偉大なる力だけで育てる栽培方法。
お茶を苗から植えて、農薬や化学肥料をいっぱい与えて育てるのが一般的なのに比べ、健ちゃんの「健一自然農園」では、野生の種(タネ)から植えて、無農薬・無肥料で育てているので、その手間ひま、心配りなど中途半端ではありません。
茶畑の中でお茶と対話しながら、不要な雑草などを取り除いてあげるなど、人の手と自然の力を最大限に融合させながら育てているのですから、お茶そのものの生命力や栄養、バランスの良さや風味は異次元の領域へと昇華していきます。
本来、薬とは草が心身を楽にするというもの。茶そのものが薬と同様の働きやエネルギーを持つということが中国古典の「本草網目(ほんぞうこうもく)」にも記されています。
奈良末期から平安にかけて遣唐使船が往来していましたが、空海はいち早く茶にまつわる薬としての働きにも注目し、その種を持ち帰り、奈良の宇陀(うだ)に植え、その製法を伝えたことから大和茶(やまとちゃ)の歴史が始まったとか。
そういった流れもあり、茶や薬草を使った丸薬などをつくる文化も古くから奈良が起源だったといいます。
実は宇治よりも静岡よりも早く、深く、伝統と実績があったのが奈良のお茶だったのですね。
昨年の11月に、宇陀や都祁(つげ)などの健ちゃんの茶農園に連れて行ってもらう車の中で、そういった目からウロコの話をいっぱい聞かせてもらい、本当に感動しました。
僕は、空海がお茶を通じて実現しようとしたことを現代において実現したいんです。
「僕らは日本にいながら日本茶を飲まなくなってしまったね。
飲んでもペットボトルのお茶くらい・・・。
西洋文化であるコーヒーや紅茶、ハーブティーは確かに美味しくてクセになるし、その健康成分がいいと聞けば、さらにそこから抜け出せなくなっていってしまうけど、お茶そのものの存在や価値を一番知らないといけない日本人がちっともわかってないなぁ。
これはアカンで・・・。
今は海外の人の方が日本茶が健康にいいと気づき出しているから、空前の日本茶ブームになっているみたいで本末転倒しているわ~。ホンマ何とかせなアカンなぁ」。
そんなことを車中で健ちゃんと話していると、彼が
「ガッツさん、そうなんです。
お茶ほど凄くて歴史ある健康食品はないし、これほど歴史が証明しながらその薬効や実績を伝承してきているものはないんです。
毎日飲んでも安く済むし、安心して美味しく飲めるからリラックス効果も抜群です。
特に健一自然農園の『三年晩茶』は体の冷えや婦人科系の症状には本当にいいんです。
不妊が解消されて子宝に恵まれた方々が全国にたくさんいらっしゃいます。
僕は、空海がお茶を通じて世の中の人の無病息災を実現しようとしたことを現代において実現したいんです。
そうすれば、この大和(奈良)の知から広まっていった本当のお茶の素晴らしさや伝統をもう一度再興できるので、先人の方々にもきっと喜んでもらえると思うんです。
プロ・アクティブのお客様の中にもきっと古くて新しい健康食品としてのお茶の凄さ、良さ、可能性や物語に共鳴、共感してくださる方々がいらっしゃると思うんです。
ぜひ私達とコラボして、プロ・アクティブならではのいいお茶を一緒に作って届けませんか?
今、野生の種から、本当に素晴らしいエネルギーと働きがある”当帰(トウキ)”をやはり自然栽培で作っていますので、三年晩茶とブレンドしたら、まさに鬼に金棒です。
疲れや冷え、貧血や更年期の改善やカゼ予防が実現できる凄いお茶ができると思います。
ガッツさん、ぜひ一緒に21世紀の伝統と革新で再現されたお茶文化を世界に発信していきましょう」
と話してくれました。
21世紀の伝統と革新で再現されたお茶文化を一緒に世界に発信していきましょう。
触れ合う人の心を和ませ、魂をゆさぶる健ちゃんのピュアなメッセージにはたくさんの方々が魅了され、ファンになっていかれます。
同じように私達もその深く意義あるミッションに共鳴し、間もなく「健一自然農園×プロ・アクティブ」の当帰配合の円熟三年晩茶が出来上がることになりました。
これは、お茶文化の再興による現代人の真の健幸回復運動になるものだと思います。
私には、人工的、化学的になり過ぎてしまった日本茶栽培の世界に、天が伊川健一という若者に使命を託して遣わしたのかな?と思えてなりません。
小学生の時から地球環境破壊を憂い、19歳で「自然農法を通じて、人と自然と生命が調和する生き方、在り方を創り出し、社会にいい環境を産み出し、人々を元気で豊かにしていきたい」一年で、奈良の荒れ果てた耕作放棄を譲り受けた健ちゃん。
寝食を忘れて自然農園として蘇らせ、苦節16年を経て、今や健ちゃんの三年晩茶は、社会起業で成功した一流ブランドとして世界が認め出しています。
若き獅子達が日本を世界を良くしようと本気で願晴(がんば)っています。
彼らと一緒に、私達も世の中を元気に、豊かに、幸せにするお手伝いができればと思います。
Guts