玉手箱

玉手箱

「ホンマに天職をやっているんやなぁ~」とうらやましくなります。

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

過ごしやすい時節、読書の秋。
好きなカフェに入って、ゆったりと好きな本を読む・・・。
至福のひと時ですね。

ちなみに読書といえば、私の嫁さん(山口佐貴子)は、「フォトリーディング」というユニークな読書法のシニアインストラクターをしています。
この道一筋15年。この読書法の分野では第一人者になっているから、身内びいきとはいえ、「凄いなぁ~」とつくづく思います。

おかげ様で8月末に出た「才能が目覚めるフォトリーディング速読術(宝島社)」は、アマゾンの読書法部門で1位になるなど、身近にいながら本当にビックリします。

「見て見て~、ほら、感動~!」と本を読まれた受講生からのメッセージを見せてもらうと、こちらまで本当に嬉しくなります。
「ホンマに天職をやっているんやなぁ~」と時々うらやましくなります。

何と今年、本を3冊も出版するというから半端ではありません。1冊は3月に出版された「時間をムダにしない記憶術(大和書房)」で、長い間書店で平積みされていた人気本です。

もう1冊は今月発売される「ONEアクション手帳」という手帳です。

何と嫁さんが手帳を出すとは想像だにしませんでしたから、人生とは全く分からないものです。

もちろん彼女なりにいろいろな手帳を山ほど使ってきたけれど、なかなかしっくりするものがなく、自分が本当に欲しかったものを、ユニークな出版社の方が協力して形にしてくださった・・・。

まさに、ご縁と使命があっての共同創造で産み出された手帳となりました。
手帳難民の私としてもありがたい話で、ぜひ愛用してみようと思っています。

実は、彼女にとって今年は人生の第3ステージの扉が開いた年のように思えてなりません。

既に今年、フォトリーディングの講座を中国で4度も開催しており、いずれも満員御礼で、中国でも人気講師になりつつあります。

オファーがあった最初の頃は、文化も考え方も言語も違うし、中国とのビジネスは難しいといろいろと聞かされることもあり、躊躇していましたが、「自己啓発や学習法を日本に学びたい」という純粋でひたむきな中国人女性の情熱と使命感に共感し、一大決心して海を渡ることになりました。

もちろん最初から上手くいくはずはありません。
中国語は日本語より話すことも読むことも時間がかかったり、コミュニケーションに対する概念や、言葉のニュアンスの違いもあり、初めての経験に山ほど冷や汗をかいたそうで、「よくもまあ乗り越えて、やり遂げて帰ってくるとはホンマに凄いなぁ~」と、彼女としみじみ語り合ったものです。

山口佐貴子 公式HP http://www.yamaguchisakiko.jp/

弾けた笑顔や、気づきを得た瞬間の表情やしぐさを見ていると、
とても幸せな気持ちになれるから。

何でそこまでしてやれるの?やりに行くの?と私が聞くと、少し考えながら微笑して、「ん~、やっぱり人が弾けていく瞬間が一番見たいの。弾けた笑顔や、大きな気づきを得た瞬間の嬉しそうな表情やしぐさなどを見ていると、私も感動するし、とても幸せな気持ちになれるから。そこには国境や文化の違いや肌の色なんかは関係ないっていうことが、中国へ行って初めて分かったから逆に感謝しているの」。

人の隠された感性や才能を開花させることで、入学、入社、昇進、転職、キャリアアップなど、人生の次なる目標や夢を達成していく人生のインストラクター。
まさに彼女の本質そのものでやっているから、やりがいがあるのだと思えてなりません。

天真爛漫だけど臆病。ユニークだけど超真面目。
一生懸命だけどどこか抜けがある・・・。

このギャップも含め、持ち前の明るさと元気がエネルギーとして伝わるから、受講生の方々も相乗効果で何かが引き出されていき、普通の講座では全く味わえない感動や刺激、楽しさの中での様々な気づきや学びがある・・・。

だから15年もの長きは渡り、累計5800人もの受講生が集い、卒業していったのだと思います。

常識や論理、情報過多になっている左脳優位の現代人にとって、これから大切になるのは、ワクを外した柔軟かつユニークなアイデアやフレキシブルな創造性や思考力などを司る右脳を活かすこと。

そして本来眠っている信じられないような潜在能力や才能が引き出されていく。
この能力を信じ、それをなじませるように習慣化させていくことで、誰もが写真を撮るようなスピードで本を読むことができるようになる。

いやそれだけではなく、彼女の講座をきっかけに隠れていた感性の扉が開き出し、中には、主婦が起業したり、サラリーマンが斬新な社内提案を次々に企画・発案し、飛び級で出世したり、アート、音楽、スポーツなど子供の頃の夢にもう一度目覚め、夢中になって人生を生き直している人々もたくさんいらっしゃいます。

そんなことが現実化するから、彼女はこの仕事が楽しくて仕方がないのだと思います。

ご縁やシンクロニシティ(共時性)によって、
人生の隠れていた玉手箱が開かれていく。

そんな彼女がある時、含み笑いをしながらこう言いました。

「私が中高生の頃に戻って、人生の神様から『あなたの50歳の時は、人に読書の仕方を教える先生になっているからね』って予言されたら、『神様、そんなの絶対やりたくありません。私、読書好きじゃないし、人にモノを教える職業なんて考えたくありません』って言っていたと思うけど、まさか今、現実にそれを仕事にしているんだから、人生はどんな玉手箱になっているのか本当に分からないね。田舎から出たくて上京し、ガッツ(私)と出会って結婚し、(株)尽力舎という会社を任されて、ガッツの縁でフォトリーディングの第一回目の受講生として参加したことからそのポテンシャルの素晴らしさに魅せられて、いつの間にかインストラクターになっていた。本当に人のご縁、シンクロニシティ(共時性)、タイミングによって、人生の隠れていた玉手箱が開かれていくのよね。だから面白い。自分がその時一生懸命にやってきた経験や積んできた知性や記憶などは、必ずどこかで繋がってくるし、1つもムダはない・・・。そんな私の体験を通じて、ひとり一人に眠る才能や可能性を私のセミナーで開花させて、一緒に楽しく、活々とした人生を歩んでいきたいの。だから今は、『神様、この仕事に就かせてくださってありがとう』って叫びたいのよね」。

そんな嫁さんと27年一緒に過ごして、私も思いがけない玉手箱をいっぱい開かせてもらってきました。

佐貴子先生、人生って面白いですね。
一緒に楽しませてもらってありがとう。

Guts

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