植物と対話し、心を通い合わせ、 感謝し、畏敬の念を払う人。
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか？
百聞は一見に如かず、とよくいいますが、まさにその事を痛感した出来事がありました。
少し前の念願のカナダ訪問での出来事です。
その旅の目的は、私達の会社の今やメイン商品になっている 「ウドズ・オイルブレンド（究極のバランスオイル）」、 「フローエッセンス＋（北米先住民伝承の伝説の薬草茶）」、 「ＭＳＭクリーム・パウダー（痛みの根本に働きかける有機態イオウ）」などの 製造・発売元のフローラ社を視察することでした。
昨年の６月にご縁があって、その一つ一つの商品の素晴らしさや会社の在り方に感動し、１日も早く自分達の目でその会社に直接出向き、働く方々に出会い、その中心となる社長の人柄に触れ、フローラ社の根っこにあるものを感じたいとずっと思っていました。
視察当日、私達を大きな車で出迎えてくれたのは、カジュアルな服装で本当に屈託のない子供のような笑顔を絶やさない 社長のトーマス・グレイザー氏でした。
てっきり部下が出迎え、社長は威厳をもって本社で待っているものと思い込んでいたので、初めから心地良いショックを受けました。
そして彼はとてもフランクに彼自身の事やフローラ社の事を語ってくれました。
トーマス氏の祖父は開業医でしたが、 自らの脚の壊疽（えそ）をハーブによる解毒療法で治療し、切断から免れた体験を基に、 植物に秘められた偉大な力を人々の健康に活かそうと、 メディカルハーブメーカー「サルス社」をドイツで創業されました。
今や世界一といっても過言ではないそのサルス社は、 トーマス氏の父親が二代目として引き継ぎ、８５歳になる今でも現役で守っています。
（私達の会社の人気商品でもある『フローラディクス』は、このサルス社の商品です。）
そうした家系で、ハーブや様々な植物が育ち咲き乱れる環境の中、 トーマス氏は植物の精気をいっぱい浴びて育ちました。
植物と対話をし、心を通い合わせ、不思議な魅力や力に感動し、 その恩恵に感謝したり、畏敬の念を払うことを、ごく自然に身につけていったのです。
その後、大学で医師を目指したものの、 現代医学が対処療法に傾きがちなことに限界を感じた彼は、 栄養学の観点から「食」や「栄養」を研究するため世界を巡ります。
その中で特に彼が影響を受けたのが、 １００歳を越える人が珍しくないというチベットの原住民でした。
彼らが菜食主義（特に穀物）で、植物の全てを無駄にせず丸ごと食べていることを知り、そこにこそ人間の真の健康や長寿の秘密があることを肌で感じて、その体験と確信が後の彼の原動力となっていきます。
こうして彼は大学卒業後、医師という選択ではなく、まさに医食同源への道、「食」から人々の健康に寄与することを目指しました。
植物に対する畏敬と感謝を忘れず、真摯に取り組むフローラ社だからこそ。
初めは採れたてのオーガニック野菜や果物を販売する、当時では珍しいオーガニックマーケットを起業。
その事業が成功すると次に、麻の実などの植物の種を、精製することなく低温で圧搾する純粋な抽出方法で、独特な食用（養）油を製造し、それが後に爆発的なヒット商品となって、今日のフローラ社の歴史と礎を築くことになっていきます。
当時彼は、植物の中でも生きる力が最も集約されている「種」に含まれる栄養やエネルギーが、精製油にする過程で全て捨て去られ、それどころか逆に不純なものをいっぱい加えることで、日持ちはするが、身心に多大なダメージを与えてしまう油が、多く出回っていることに大きな危惧を覚えていました。
そして、人間の健康に欠くことの出来ない大切な脂質分を、本当に安心、安全、有機的で、ピュアなものにしようと考え、それこそ様々な障害や苦難を乗り越え、今日のフローラ社の世界的な信頼と基盤を築いてきました。
その過程で脂質の世界的権威のウド博士と出会い、志を共に一緒に長年研究開発し、出来上がったのが、今日のフローラ社の中心商品にもなっている究極バランス食養（用）オイル、「ウドズ・オイルブレンド」です。
トーマス氏の話を聞きながら、そうした純粋な信念と、植物に対する畏敬と感謝を忘れず真摯にこだわりの物づくりに取り組んでいるフローラ社だからこそ、伝説の薬草茶「フローエッセンス」の製造権も後に託されるようになったのだとつくづく思いました。
今やこの「フローエッセンス」は、カナダ国が全面的にバックアップ、ガンの代替医療の研究センターで、患者さんの身心の癒しと治癒に推薦できるものとして、公に認められています。
日本では考えられないことが、今では世界中で起こり始めているのですね。
これもフローラ社の長年の信用と実績の賜物だと思います。
大自然と人々の願いが最高の調和を生み、心地良い音色を奏でながら、全世界の人々へ。
カナダや北米の青々とした大空、澄み切った心地良い空気。
頂が氷河で覆われるスケールの大きな山々と、様々なミネラルやエネルギーを蓄え悠久の時を経て大地に浸み出す聖なる水。
虫や鳥、植物が調和し、大自然の偉大なる循環が有機的に営まれ、 代々と受け継がれてきた温かく柔らかい肥よくな土壌。
そしてその大自然のピュアなエネルギーで、身心の病んだ私達人間を何とかして癒したいと願い、ハーブや植物を植え育て、慈しみ、守り続ける農場の方々の想い。
また、会社で働くやさしく温かで誠実なスタッフの方々・・・。
それらの全てが、『背広を着た天使（作家の桐島洋子さんが命名）』とも呼ばれる トーマス・グレイザー社長が指揮するタクトのもと、最高の調和を生み、 心地良い音色を奏でながら、全世界の人々の真の健康と幸せを実現していっている・・・。
こんな会社が世界にはあるんだと心の底から感銘を受けました。
まさに、百聞は一見に如かず。
本当に心が洗われ、目が開かされ、また新たな自信と勇気、そして夢が湧いてきました。
この旅の素晴らしい出会いを大切に、日本でもより多くのファンが増えるよう、私たちなりに一生懸命「フローラの種」を植え、育てていくことが、心からのおもてなしをしてくださったトーマス社長やフローラ社の方々への恩返しだと思っています。
トーマス＆フローラ社の皆さん、本当にありがとう！
そして、フローラ社との素晴らしいご縁と、 今回の旅に様々なご配慮をいただいた健康デザインの大石社長＆スタッフの皆さんにも 心から御礼申し上げます。
合掌
米国ワシントン州リンデンにあるフローラ社の農場にて、トーマス・グレイザー社長と。
Guts
