香り高く、とっても頼もしい素敵なハーブ「バジル」。
少し不安な気持ちがあるときにも、役に立ってくれるかも知れません。
多くの人に馴染みのあるスイートバジル。お料理に使う機会も多いのではないでしょうか。
4~5月はスイートバジルの種まきのシーズンでもあります。「イタリアン」のイメージも強いスイートバジルですが、世界のいろいろな地域で用いられています。
カリブ海の国々では、スイートバジルを浸けこんで香りのついた水をお店に振りまき、お客さんと福を呼ぶために使うところもあるとか。
私が3月に訪れた、中米の小さな国ベリーズでは、「心の癒し」にバジルが大きく活躍していました。
地域の人々のあらゆる病気の治療に従事した、今は亡き偉大なマヤのヒーラーと数十年をともにし、自身もヒーラーでもあり医師でもあるDr.ロジータ・アルビゴの元を訪ね、研修に参加してきました。
マヤの伝統的な「癒し」の方法を学んでいく中で、バジルを始めとして他の植物たちの活き活きとしたエネルギーにたくさん触れることができました。
その中で、「スピリチュアルバス」と呼ばれる方法があります。マヤの神々、精霊たちに祈りを捧げながら、植物とお水を混ぜたものを、身体のまわりに振りかけていきます。この「心身の浄化」にスイートバジルはかかせない存在でした。
また、女性特有の不調にも役立ってくれるため、bajo(バホ)とよばれる伝統的な下腹部を蒸して温めるものにも用いられるようです。
もちろんハーブティーとしても!バジルのハーブティー?と思う方もいるかもしれませんが、これが結構おいしいのです。ハーブティーにすっきりとした香りをプラスしてくれます。女性の強い味方でもあり、少し不安な気持ちがある時など、バジルは役に立ってくれるかもしれません。
5月のRecipe
女性のためのハーブブレンド(生理痛、PMSなどがある方に)フィーメールトナー
香りたかく、とっても頼もしい素敵なハーブです!
用意するもの
●スイートバジル(葉)・・・小さじ0.5杯
●ラズベリーリーフ(葉)・・・小さじ3杯
●ローズ(花)・・・小さじ2杯
●ローズマリー(葉)・・・小さじ1杯
●オレガノ(葉)・・・小さじ0.5杯
作り方
上記を混ぜたものから小さじ1~2杯をティーポットに入れ、熱湯(95℃~98℃)約180mlを注ぎます。フタをして7~8分蒸らして、茶葉を漉してできあがり!
注:生理を促す作用があるので、妊娠中の方は使用をお控えくださいね。
同じブレンドをお風呂に入れるのもおすすめです♪
お風呂に入れる場合は、ブレンド合計約15gを用いて、お湯500mlを用意し、ハーブティーを淹れる要領で、長めに抽出し(15分ほど)ティーを作ります。
ハーブをサシェなどにいれてティーを作ると便利です。
そのティーとサシェを湯船にいれて入浴しましょう☆