浄化のハーブ「ジュニパー」

浄化のハーブ「ジュニパー」

浄化のハーブ「ジュニパー」

「なんとなく」を目指すのがハーブティーの役割。

「なんとなく」を目指すのがハーブティーの役割。
毎日少しずつ取り入れていくことで、身体が正直に力を感じてくれます。

「パワースポット」として、近年日本でも注目されることが多くなったアメリカ アリゾナ州の「セドナ」。縁あって私は何度か訪れる機会に恵まれました。

ダイナミックな「赤い岩」の土地ですが、実は緑も多く植物達も活き活きとしています。

中でも私のお気に入りは『ジュニパー』の木。ジュニパーは古くからネイティブアメリカンの人々にも神聖な儀式や薬草として用いられてきた重要なハーブです。

ハーブ療法で使うのは主にジュニパー(Juniperus communis)の熟した実。アロマセラピーでは、枝、葉、実からとれた精油が用いられます。

キーワードは「浄化」。
おいしいものが多くなって体重も増えがちなこの季節、
水分代謝を促してくれるハーブです。

また、気分がスッキリしない時、ジュ二パーの精油の香りは、何か頭の中のもやもやを一掃してくれるような印象があります。
「セドナ」にはボルテックスとよばれるエネルギーの渦が出ているといわれる場所が数箇所あります。

その一つ、「エアポートメサ」という場所に、私の大好きなジュニパーの木があります。小さな木ですが、さえぎるものが何もない急な岩肌にしっかりと根をはって、力強く生きています。ねじれた幹はセドナの土地のエネルギーによるものだともいわれていますが、今にも歩きだしそうで、植物の静なる躍動感を感じさせてくれます。

様々な季節に会いに行きましたが、いつも古い友人に会ったかのような喜びと安心感があります。そして不思議と心身がすっきり癒されるのです。私にとってジュニパーの香りはいつでもあの場所と、あの木とつながるツールになってくれているように思います。

10月のRecipe

身体をリフレッシュ秋のダイエットハーブティー

ジュニパーの小さな実は、スプーンの裏で少し押しつぶすと抽出がしやすくなります。
*腎臓に疾患のある方はジュニパーの使用にはご注意下さい。

用意するもの

●ジュニパー(果実)・・・2~3粒
● マテ(葉) ・・・小さじ半分
● ジンジャー(根茎) ・・・小さじ半分
● オレンジ(果皮) ・・・小さじ半分

作り方

①ハーブを混ぜたものをティーポットに入れ、お湯約200mlを注ぎます。

②フタをして10分ほど蒸らしてから、ハーブを濾してできあがりです。

夏の疲れをとりましょう足のむくみ対策マッサージオイル

用意するもの

●オリーブオイル・・・30ml
●ジュニパーベリー精油・・・2滴
●グレープフルーツ精油・・・2滴
●サイプレス精油・・・2滴

よく混ぜてから使用しましょう。ふくらはぎのマッサージに最適です。

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