由歌利流★満タン人生のススメ「まん丸に笑おう」Episode・9
現実はすべて自分の選択、
選んだことが結果として現れます。
二十代前半に、子宮内膜症の診断を受けました。
突発的に起こる股間から恥骨を引っ張り出されるような激痛で、寝ていても目が覚め、運転中や食事中でも、時も場所も選ばず、その状態でまったく動けなくなるのです。
痛みで失神し、救急車で運ばれたことも数回。
当時の私は、たくさんの家族事ストレスを抱えた我慢の子でした。
長い間ずっと、選択肢は「大人になるまで我慢」しかなく、これさえなければ、あれさえなければ、という思いもたくさん抱えて。
でも、我慢し続ければ身体が先に音をあげます。
私の場合、いくつかの病の中で、この病気が顕著なものでした。
この病を抱えたまま渡米、15年弱私を苦しめた子宮内膜症が、不思議なことに帰国した時にはなくなっていたのです。
米国では特に治療も受けていないのに。
一度なったものが、手術も治療もせずになくなるわけがないと、診察した先生も首をかしげていました。
当時は私も不思議に思っていましたが、今は納得しています。
現実はすべて自分の選択、選んだことが結果として現れます。
日本、家族から離れた生活が、ストレス=我慢から解放してくれたおかげなのでしょうね。
傷を負っても、魂は傷つきません。
抱えているものを、手放していいのです。
我慢は病の種、手放していいものです。もし手放せないのなら、それはその環境にいる自分の哀しさ、動けなさを抱きしめているのです。
ひとは、何度でも、いつからでも、違う道を選択できます。
誰の人生も非凡、そのひとなりの問題があり、闇があるからこその光です。
問題も環境も成長の種、それがスパイスになって、おいしい人生になるのですから。どんなに深い傷を負っても、魂は傷つきません。
抱えているものを、手放していいのです。
きっと、あなたにもその日が訪れます。
最後に、私の大好きなアインシュタイン先生の言葉を贈りますね。
人生には、たった二つの生き方があるだけだ。
ひとつは奇跡などないかのような生き方、
もうひとつは、まるですべてが、奇跡であるかのような生き方だ。