河の流れように
記念すべきTAKEFU第1号商品のボディタオル(ノーマル)を発売したのが2001年の秋。
それから今日の2016年に至る15年のもの作りの歴史。
さあ記憶を紐解きながら遡上の旅を始めてまいりましょう!
開発者 相田雅彦のTAKEFU(竹布)製品開発の軌跡【第2話】
「広告宣伝をしない」「営業をしない」
“想い”を商品の形にして届ける!
■TAKEFUボディタオル(ベビーソフト)
私たちはか少しでも歩留(ふどま)りを上げるために、生地を織る際に加湿器で湿気を送りながら、ゆっくりとゆっくりと織り進めてゆきました。
その結果は2割のA反を得ることができました。しかし、8割がB反となると、根本的に営業の形態を変えなければなりません。
最初から20世紀型の大量生産、大量販売の考え方はTAKEFU(竹布)には適用できなくなりました。
そこで丹精込めた2割の良品を確実にアトピー性皮膚炎の方や肌の弱い方、そして赤ん坊にも使ってもらうためには、どうしたら良いか?私たちは考えました。
そして、出た結論が、「広告宣伝をしない」、「営業をしない」という、口コミで伝えていく営業方法です。
ある意味、それは究極の営業と言えるかもしれません。
「必要な人に、必要な分だけの竹布を手渡しで届ける」
「売るのではなく、愛情を添えてお届けするのです」
“想い”を商品の形にして届ける!
私たちは、この15年間たくさんの「想いの力」がもたらす奇蹟を見せていただきました。
そのことを教えてくれたのが、TAKEFU第2号商品『ボディタオル(ベビーソフト)』でした。
2002年の発売以来、多くの方々に喜ばれているベビーソフト、TAKEFUガーゼ『守布(まもりぬの)』につながる大切な製品です。
~守布(まもりぬの)とは~
TAKEFU(竹布)の持つ癒しの力を活かし、医療・介護の分野に活用するために作られたガーゼの生地です。織る段階からではありますが、全て国内生産をしています。
TAKEFUの中で最も細い繊細な糸をゆっくり丁寧に織り上げた製品です。