思い出

「ほんま、面白いなぁ」

「ほんま、面白いなぁ」 「母がなくなりました」。 その声は、同級生の娘からでした。どういうこと…?私の中で混乱の渦がおこっています。 娘さんは続けて、淡々とお通夜と葬儀の日時を私に伝えています。 そんな風に淡々と話すのは、先に要件を伝えなければ、到底最後まで喋れないからだと言うことは悲しいくらい伝わりました。 高校の頃の彼女は、大柄でさばさばしていて、運動も勉強もできるのに決して驕ることがなく、誰 […]