ホリスティック医学協会

Episode-9 祖母の死がくれた贈りもの

祖母を失った悲しみこそが、私の今の活動の大きな原動力になっている。 「病室の 真白き中に 響きける 音なき音の 点滴の粒」 今から約30年前に、祖母の看病をしながら作った短歌。無機質な病室の中、身体中にチューブやセンサーを取り付けられ「スパゲティ症候群」状態で死んでいく祖母の姿を見て、私は身を切るような辛さを感じた。 沢山の愛をくれた祖母の死は、私の人生の最大の悲しみとなった。 奇遇にも、同じ年に […]