福をお届けにきました 映画監督 入江富美子のカエル通信 Vol.8
私は、子どもの頃から夢見る夢子ちゃんでした。
小さい時から、家の間取り図を見ては、結婚して住みたい家や、間取りを考えてはワクワクしていました。そしていよいよ結婚し、夢が叶うのですが・・・。
今度は、いつか憧れのマイホームを持てた時のために、今は安い家具で我慢しておこう!なんて思ってしまい、ソファーとか、いろんなものが「とりあえずの間に合わせ」で過ごしたきた十数年。
そして先日、はたっ!と、「今がもしも、過去から見た、憧れの家を与えられているとしたら・・・」と考えてみました。
賃貸であれ、マイホームであれ、「今」を「途中経過」と定義付けしすぎているのでは?と思ったのです。そこで、「今」は狭くて物だらけだけど、いつかいつかではなく、家族が「今」を快適に過ごせるようにと思い、「高かったから」と言う理由だけで置いてあったピアノや、使わない物を大胆に処分しました。
すると、子供部屋のような空間ができたり、リビングの一角に私の作業スペースができました。なんて仕事がはかどりそうなんでしょうヽ(;▽;)ノと感激。自分の机を置けただけで、事務所開設だ―♡と、心から喜んでいる私は、子どもの頃の夢子ちゃんでした。
こんな机一台で幸せになれるなんて、本当に幸せものです。
子どもたちの部屋も作れて、主人のスペースも確保でき、全員が快適になったのです!
「いつか・・・」と願っている状態に安住するのではなく、今あるものを最善に活かし、「今の快適を自分に与えること」で、もっと素敵な未来につながっていくんだなぁって感じました。
過去で夢見た未来を、「今」にしていく、また感じるセンスがなければ、『「いつか」は一生来ないのかも』と感じました。
今日もご機嫌な一日を!