発酵食品
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?
梅雨が始まる6月は、体調や気持ちも含めて憂うつになりやすい時節ではありますが、自然界の営みの中では大切な恵みの雨となります。
先人達が優れた発酵食品を食べ続けてくれた、そのおかげ。
日本には古くから、この多湿の季節や風土を活用して様々な発酵文化が生まれ、ユニークな、世界に冠たる食文化を生み出してきました。
農薬や化学肥料、人工添加物などのない昔は、エネルギーと栄養価の高い採れたての素材を使い、伝承的に育まれ引き継がれてきた発酵法を駆使しながら、地元の活力のある菌(乳酸菌、酵母菌など)の力を最大限に生かして、時間と手間をかけて異次元のエネルギー(機能、活性度など)を持つ食品へと昇華させてきました。
微生物の働きを最大限に活かした食品は、発酵によって腸内で消化、分解、吸収、運搬されやすくなっているので、すぐに大自然の一部である私達の身体の中で不足している酵素などの栄養素を補い満たし、活性化させていきました。
昔の日本人が体は小さくとも強くしなやかで、タフで、肌ツヤが良く、聡明かつ温和な人が多かったのも、この発酵食品を食べ続けていた文化、風土があってのことだと思います。
大自然の循環や調和・バランスという“自然の理”が、自然の一部である私達の身体の中でも起きているとしたら、いかに純度の高い素材(野菜、果物、魚など)をいい微生物でいい発酵をさせた食品を摂るかは、腸内の無数の有用微生物の働きを助け、消化、吸収、解毒、排泄などの循環や調和をもたらし、ひいては身体の中に本来備わっている自然治癒力、回復力、蘇生力をも引き上げてくれることに繋がっているのだと思います。
そして、もう一つの重要な要素を加えるとしたら、それは水です。
昔は生態系の循環が良かったので、山の水、川の水、地下の井戸水がきれいで活性度も高かったので、その水を飲み、その水で素材を育て、発酵にも活用すると、やはりいい発酵食品を生み出すことになります。
正真正銘の天然水しかなかった時代は、その土地のいい水を飲み、いい水を使った素材、発酵食品を食べることで身体の細胞の水も歓び、腸内微生物も活性化することで、水々しく元気で長生きすることができたのだと思います。
先人達がそういった優れた発酵食品を食べ続けてくれた、そのおかげで、DNAや血脈が私達現代人の中に今もなお生き続けているから、免疫力の高い体質が受け継がれ、コロナ禍においても、それが役立っているのかもしれません。
“自然の理”に沿って、しっくり安心できる感覚があるかどうか。そして、そういった真実、真理に出会えるかどうか。
ところが、ここ半世紀の間に、大量生産・大量消費で、農薬、化学肥料、添加物は当たり前、発酵食品も安全性や長期保存のために発酵途上の有用菌を高熱や薬剤で殺菌しないと商品にならないため、正真正銘の発酵食品とはいえなくなってしまいました。
さらにこのコロナ禍で酵素関連の健康商品が急速に増えていますが、中には酵素エキスを添加しただけといったものもあり、30年以上仕事として健康に従事している私達ですら、いいものとそうでないものの判断がつきづらくなっています。
結局は、発酵食品を摂ることで自分の身体がいい反応、いい状態になっているのか?“自然の理”に沿って、しっくり安心できる感覚があるかどうか?ということになってくるのだと思います。
そして、そういった真実、真理に出会えるかどうかだと思います。
幸いにも私達は、数年前に、自然発酵の分野で最高の酵素食品を50年以上製造販売されている株式会社三旺インターナショナルの前田健司社長に出会うことができ、発酵食品分野での様々な真実、真理を教えてもらいました。
彼が、天然の青パパイヤを土壌の有用菌を活かしながら一年かけてゆっくり自然発酵させて商品化している『青パパイヤ酵素』は紛れもなく本物で、商品パッケージにもタンパク質、炭水化物、脂肪の3大栄養素を分解する生きた酵素が各々どれだけ入っているのかが表示されています。
これは業界ではいち早い取組みで、商品にウソがなく、自信と裏付けがなければ書けないことです。
自然の恵みが差配してくれていることを邪魔せずにものづくりをしているだけです。
前田社長曰く、
「私達のものづくりは、すべて自然の理や時間のサイクルに沿ってつくっています。
メディカルフルーツと呼ばれる天然の青パパイヤを丸ごと、一年という時間の中で地元の有用菌に心地良く働いてもらいながら水分が完全に乾燥してなくなるまで自然発酵させ、微生物が“乾眼(かんみん)”して生きている状態で商品化していますので、唾液や一緒に摂るお水の中で蘇生し働き始めます。
また、現代人は食文化の変化やストレスによって、タンパク質分解酵素のプロテアーゼ、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、脂肪の分解酵素のリパーゼといった体内酵素が不足しがちですが、そんな私達の身体で、一年間の発酵過程でより吸収されやすく変化した青パパイヤの酵素がすぐに分解酵素として働きます。ですから、身体の循環や調和に相乗効果を与えることがあっても、ストレスになることはまったくありません。
本来の自然治癒力、回復力、蘇生力が最大限に発動して、重篤な状態の方々が信じられないような回復をされたり、世界でも様々な臨床結果や論文が発表されています。
製造過程で手間ひまをかけることは自然の理やサイクルの中では当たり前のことで、すべて自然の恵み、エネルギーが差配してくれていることをできるだけ邪魔せずにものづくりをしていることが、お客様の信頼につながっているのだと思います。
何が本当か、何がいいものなのか分からなくなっている世の中、時代の反転現象として、今、スーパーフードとして青パパイヤが注目を集め、その自然発酵食品である『青パパイヤ酵素』が感度の高い方々に支持されてきているのだと思います。
何より美味しくて安心だから、小さな子供さんからお年寄りの方まで幅広く食べ続けていただき、様々な結果や喜びの声を日々いただいているのが私の最大の歓びです」。
そんな前田社長の純粋さと想いに共鳴、信頼し、私も数年前から『青パパイヤ酵素』を美味しく摂り続けています。
私の元気と若さの支えとなっているお気に入りの『青パパイヤ酵素』がなぜ今、大切なのかを書かせていただきました。
梅雨。蒸し暑かったり肌寒かったりで体調が気になる時節には、いい素材、いい微生物の発酵の力が本当に必要ですね。
大自然の恵みに感謝。
合掌
Guts