陰極まれば陽となる。きっと良くなっていく序章の年に。
こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?
底冷えする旧正月の2月。新たな年の始まりは、“陰極まれば陽となる”“夜明け前が一番暗い”ではありませんが、新型コロナで混乱、不透明な時代の中で、きっと良くなっていく序章の年になるのでは?と思っています。
新型コロナ前は、なんでも無尽蔵にあると錯覚して、人も物もお金も、天然資源も自然界さえも消費し尽くしてきた世界だとしたら、新型コロナを機に日本が元来大切にしてきた価値観、「勿体ない」「有難い」「お蔭さま」の“生命の循環型社会”へとシフトしていくのではと考えています。
そういえば、新型コロナをきっかけに、SDGs(エスディジーズ)という世界的な取り組みが注目され始めましたが、これもすべてのもの、人、自然などが繋がり合って、支え合って、生かし合って生きているのだから、その本質や生命を大切にしながらいい社会を世界中で築き合っていきませんか?という行動目標なんだと思います。
それは、まさしく生命の循環型社会の世界的な幕開けだと思いますし、ある意味、日本が少なからず戦前までは大切にしていた最も得意で経験豊かな価値観だったと思います。
お陰さまで生かされているのだから人に迷惑をかけてはいけないと、手洗い、うがい、マスクは、北海道から沖縄まで老若男女に関わらず、当たり前のように習慣化する日本人は本当に凄いと思います。こういう価値観がまだ民族として残っているから、世界にもいい影響が与えられているのだと思います。
科学的に、物質的に、経済の力を中心に所有することを善とした世界観だけでは片手落ちで、そこに人の心や自然の生命や循環という見えないけれどすべての根源になる価値観を融合させながら、いい社会、世界を再構築していくことが、新型コロナによってもたらされた世界的な命題なんだと思います。
そういった価値観の大変換の時代には、まったく新しい技術や考え方も生み出され、今までの常識にない発想や知恵が、革新的な商品、情報、サービスなどを育て、より一層人々の暮らしや社会を健幸的で豊かなものに変えていく・・・。今回は、そのほんの一端の話をさせていただければと思います。
実は6~7年前に、「この技術は世の中の常識を一変させる」と確信した人と機械に出会いました。その人は、株式会社F・E・Cという会社の代表の福本康文さんという方で、今年で73歳になる人生の大先輩です。
若い時から、水、汚水、空気の浄化装置や設備を徹底的に研究、開発、運用されてきたその道のエキスパートですが、そんな彼が十数年前に凄い機械を開発されました。
それは「低温真空乾燥機」というものですが、今までの乾燥機とは、まったく別の次元のものになっています。
乾燥機内を100%真空にして、しかも人の体温と同じくらいの温度でほんの数時間乾燥させるだけで「えっ?」というものができる究極の技術です。
植物の細胞の奥の水”。植物の「一物全体」を生きたまま、無駄なく有効活用できる革命的な機械。
例えば、果物100%ジュースの工場から出る絞りカスをこの「低温真空乾燥機」にかけると、別次元のエネルギー、栄養成分、情報、風味、香りを宿した “細胞の奥の水”が抽出できます。
これまで廃棄していたものが、生命の真の情報、エネルギーを体に届ける100%天然健幸飲料として、美味しさと感動を与える商品に生まれ変わるのです。まさに、果実の「一物全体」を生きたまま無駄なく有効活用できる革命的な機械です。
福本社長曰く、「生命は、海から生まれて何十億年もかけて進化し、やがて陸上の植物、動物、人へと進化してきているけれど、すべての生き物は細胞の中に未だ海水を宿していて、ある意味間接的に海の水の中で生きているようなものだと思っています。植物が得た水分をその細胞が濾過、変換して、海の水のような情報、エネルギーに転換しているとしたら、これこそまさに生命の源の水。この生命のお水を、今までの乾燥機は高熱で蒸発させていたなんて、何と勿体ないことか!私の機械で真空乾燥したものは、水分と色素のついた粉体に分けられて、どちらも生きた情報、エネルギーを宿したものとして有効活用できます。例えば無農薬でイチゴを作っていたら、市場に出せないB品は透明なイチゴ生体水にして、ジュースに混ぜたり、いいお水で希釈して、抗酸化力のあるイチゴ化粧水として活用したりなど、美容、健康などいろいろと応用できます。イチゴの粉体は、熱をかけても色素が飛ばないので、天然の色、香り、栄養、生きたイチゴの情報、エネルギーを持つ原料として、付加価値の高い商品づくりに活かせます。そして、畑に残った葉や茎、根も一物全体の生命情報を宿した原料として活用できます。植物は自分の生きた情報をもらうことが一番嬉しく活々と成長しますから、天然肥料として活用すれば収穫量が2倍近くになるんです。山口さん、私は残り少ない人生、この機械を通じて、植物が一物全体で役割を果たして、その情報やエネルギーで人々の体の水が歓び、根源から活々する生命の循環と、農業や自然の再生を成し遂げたいんです。一緒に手伝ってもらえませんか」。
夢のような商品作り。生命の循環社会と新しい科学の融合の幕開けです。
そんな純粋な想いのある福本社長と意気投合し、今年、SDGsの本格的な取り組みとして「植物生体水で生命を循環させるプロジェクト」を加速させることになりました。
その第一弾として、この4月から稼働する「ゆの里アクアフォトミクスラボ」にこの「低空真空乾燥機」が導入あれ、地元和歌山県産の直物やゆの里の自然農法で育てた野菜・果物から抽出した生体水と『月のしずく』、この最強の生命の水同志の組み合わせで、新たな健康飲料や化粧品などの開発・製造が始まります。
「ゆの里アクアフォトミクスラボ」では、アクアフォトミクス(水と光を使った次世代の情報分析法)により、これまで解明困難だったことも把握でき、植物生体水を何にどう使えば最も有効かを分析・検証できるので、おそらく夢のような商品作りが展開されていくと思います。まさしく生命の循環社会と新しい科学の融合の幕開けです。
今後、ゆの里アクアフォトミクスラボから発信される様々な商品や情報を、ぜひご縁のある素晴らしいお客様、仲間と共有して、アフターコロナの素敵な社会を築いていければなぁと強く願っています。
どうかこの素敵なプロジェクトにご支援、ご協力をよろしくお願い致します。
合掌
Guts