はるか弥生の時代から流行している健康＆美容法
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか？
春の足音が聞こえ、体の中の古い細胞が、新しい細胞へと衣がえする季節。
冬に溜め込んだ様々なアクや澱（おり）をしっかりと出して、若々しい新しい細胞へと生まれ変わる。
この身心の新陳代謝をスムーズに行なう上で、
それこそ弥生時代から流行している健康＆美容法って何だか分かりますか？
それは・・・。
実は『お米を食べる』ということですが、正確にいうと『玄米』を食べるということです。
なんだそんなこと、とバカにされるかもしれませんが、意外とこの弥生時代からブーム？の健康＆美容法が、今一番最先端なのかもしれません。
『健康』という言葉は、『健』やかな『糠（ぬか）』という２つの漢字を横に並べ、その間の『米』をとることで、『健康』と呼ぶ。
つまり日本人は、昔から糠の中に入っているビタミンやミネラル、油分などを食生活の中心として摂ることによって、身心の健康を育んできました。
糠の中には、お米にしか入っていないガンマオリザノールという油成分があります。
この抗酸化作用は、他にある抗酸化物質の中でも群を抜いて素晴らしいものがあります。
その証拠にお米は放っておいてもなかなか腐りません。
だから保存食として貯えられますが、その米自体が酸化せずにいつまでも鮮度を保ったままで維持させ続けようとしてくれるのが、このガンマオリザノールという油のすごさです。
昔ながらの日本人女性の肌のきめの細かさやしっとり感はこの油成分の恩恵だったといえると思います。
日本人が小さくても頑強で健やかだったのもこの抗酸化物質のおかげで、病とは縁遠かったのかもしれませんね。
また糠には、とてもバランスのいいマグネシウムやカリウムといったミネラルが入っています。
このマグネシウムやカリウムは、数百年、山の雪解け水が山中の鉱石の中で、じっくりと育まれて溶け出したものを、水田の中で稲が吸い、土中のリンと化合して、リン酸マグネシウムになったり、カリウムになったりして、お米にしか入っていない特別なミネラルへと昇華していきます。
穀物の中で、唯一、水と土との融合の中で育まれるこの特有なミネラルは、みずほの国と呼ばれる日本に住む私達の身心をとても日本人らしい体質へと培っていきました。
例えばリン酸マグネシウムは、身心の新陳代謝を活性化し、細胞の活力を高め、精神の安定にとても貢献してきました。
カリウムは利尿や解毒作用を促進し、骨を強くしてきました。
昔、外国人が驚くほど日本人の精神が安定し肉体的にもタフだったことも、この糠を食べていた玄米文化があったからこそだったと思います。
糠のついた玄米は、これだけで充分な栄養とエネルギーを与えてくれる最高の健康食品。
糠の中には、食物繊維が２５％も含まれているため、もうこれだけで、腸の掃除もでき、腸の中の悪玉菌を住みにくくさせて、あれこれとたくさんの野菜をとらなくても充分な栄養とエネルギーを与えてくれる最高の健康食品であった・・・。
にも関わらず、私達はこの数十年の間、その最高の栄養分を捨てて、でんぷん質のかたまりである白米だけを食べるようになっていた。
ちなみに、玄米は白米と比べ、何倍もの栄養素があり、食物繊維に至っては９：１で断然玄米に軍配が上がるとか・・・。
まさに、栄養学的にいうと、それこそ読んで字の如く、白米を食べていることは、粕（カス・・・左右を逆にすると白米）を食べていることになる。
何とも皮肉な話ですが、戦後の飢餓的状態から、とにかくお腹を膨らませ、食感的にも満ち足りた生活を日本人が渇望していたことを考えるとそれも必然、必要、ベストなことだったと思います。
やっぱり、炊きたての銀シャリに勝るごはんは考えられないのも現実ですし、玄米といっても固い、臭う、美味しくない、炊くのが面倒・・・というのも事実です。
もう一度、日本人らしい身心を蘇らせることができれば。
私の家でも、子供が玄米は苦手なので、思うように玄米食にありつけません。
でもそんな娘でも『玄米元氣』といった、玄米を乳酸菌と酵母菌で２度発酵させた、天然のアミノ酸エキスだけは、料理に入れたり、ヨーグルトに混ぜたりして、自分で使って玄米の究極の栄養とエネルギーを知らず知らずに摂っています。
おかげ様で、肌も髪もきれいだし、風邪もほとんどひきません。
昔はアトピー体質でしたが、今は全くその気配すらみせません。
まさに昔の日本人の良さを、彼女のＤＮＡが玄米や酵素、そしてそれらが細かくなって究極のアミノ酸化したエネルギーに触れることで、思い出しているのかもしれません。
本当に、手軽に玄米のエネルギーの深い部分に触れられる、究極の逸品を作って良かったなぁとしみじみ思います。
この商品で、玄米が食べられない人や食べにくい人にも、もう一度、日本人らしい身心を蘇らせることができれば、これ以上の食育はないと思います。
もちろんできれば、玄米を家族みんなでおいしく食べられる、そういった文化に戻れれば最高ですし、我が家でも目指すところです。
くしくも『食』という字は、『人を良くする』と書きます。
しかし、農薬で土が弱り、食が工業化し、本来の栄養が削りとられ、保存のために合成添加物や保存料をたくさん使わざる得なくなった『負』の部分が余りにも多い現代の食文化を、浄化・解毒するためにも、もう一度、お米、いや玄米の持つ最高のエネルギーと栄養を少しでも摂り入れていくことができれば、私達の身心のＤＮＡがきっと喜んでくれるのではないでしょうか？
弥生時代からの日本人の玄米文化の素晴らしさに、改めて脱帽する今日この頃。
弥生三月に最近のジャンクな食文化に思いをめぐらせて・・・。
感謝
Guts
